2011年03月02日

業績が下がり続ける企業・店舗の対策

にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
『ブログ村』に参加しています。応援のひと押しが励みになります。




昨日、一昨日に「業績が下がり続ける理由」の記事を書きました。
いろいろ反応がありましたが、とくに小売業の方達は
『業績・売上=お客様の評価』
であることは間違いありません。
本日は「お客様の評価」を高める具体的な施策の一例を書きます。
業績が下がっている、もしくは業績が横ばいの状況で実施すべきことは
企業・店舗の『体質強化』です。

『体質強化』と言いますと抽象的ですので、具体的な実例をあげます。
業績が上がらない。または下がっている要因は
『お客様に評価されていない』
『お客様から選ばれていない』

が理由(要因)でしたので、どうしたらお客様に高い評価をもらえ、
選んでもらえるか…?



「何が不足しているのか」「何故、選んでもらえないか」は、経営陣
が頭をひねっても正しい結論は出ません。
何故なら「売る側」「買う側」の立場は正反対ですので、経営陣が
考えて出した結論は、お客様との感覚的なズレが発生しているケース
が圧倒的に多いのです。
お客様が思われている「不足している部分」「選ばない理由」などの
要因は『お客様に聞く』これしかありません。
このような簡単な答えが導き出せないのは、完全にお客様との感覚の
ズレが生じている証拠です。
「売る側」が、あれこれ想像するよりもお客様に直接聞けばハッキリ
することは明白です。
そこで、お勧めするのが
『顧客不満足度調査』であります。
*「顧客不満足度調査」の詳細は後日、書きます。


一般的には、『顧客満足度調査』を実施して分析するコンサルタントが
多いのですが、現状は業績が下がっているのですから満足度調査しても
意味がありません。
お客様から選ばれていないのですから、業績が下がっている。 従って
「不足している部分」「選ばない理由」のお客様の「本当の声」を収集
する必要があります。

そのような「お客様の本当の声」を聞かず「今年は〇〇〇を強化する」
と経営者が叫んでも、お客様との感覚にズレがあれば効果は、一生懸命
実施しても少ないでしょう。
企業経営者、もしくは店舗の店長は「お客様が選ばない」理由(要因)
を真摯に受け止める
ことからスタートしていただきたいと思います。


業績が下がっている企業・店舗の具体的対策は、以降も継続して記事に
書きます。





にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへブログ村「コンサルタント部門」に参加しています。
ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。