2019年09月30日

自然の恵みに感謝。 マグロの有効活用

                      
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人気の「鮨ネタ」といえはマグロのトロや赤身がイメージされますが、
最近では魚市場で「端材」として扱われてきた部位「中落ち」「カマ」「テール」「ほほ肉」「脳天」が、若者を中心に人気となっている実態をご存知でしたか。 特に若い女性からの人気が高まっています。
私は以前より寿司屋の大将から絶品であることを聞いており、希少部位として好んでいましたが、一般的に知れたのは最近でしようね。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。









国内外からマグロが集まる東京・豊洲市場の仲卸売場には、希少部位を店頭に並べる店も目立ち始め「少し前まではトロや赤身以外は売り物にはならず、捨てるか身を取って従業員で食べていたが、最近は多くの店が商品として販売している。」と卸売人は語っています。
豊洲市場に全面移転してからは、若者向けに店頭商品をその場で直接食べられる店舗を構える店も多くなり、特に人気が高い「中落ち」は骨ごとテーブルに運ばれて、スプーンで身を削りながら食べられます。
マグロの中骨を目の前にして、スマホで撮影してSNSで拡散している女性客も大勢おり、一気にブームに火がついた様相です。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。









資源としても貴重となりつつあるマグロの希少部位までの有効活用。
自然の恵みに感謝して、今日も美味しい「魚」をいただくことにしましょうね。















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2019年09月28日

ガリガリ君から「リッチたまご焼き味」が発売。 攻めますね。

                      
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ガリガリ君で有名な赤城乳業さんが来月の10月1日より新商品の販売を発表しました。「ガリガリ君リッチたまご焼き味」です。
おっと、またまたレアな新商品の商品開発・販売をしますね。(笑)
赤城乳業は2012~2014年にかけて、ガリガリ君リッチ「コーンポタージュ味」「クレアおばさんのクリームシチュー味」「ナポリタン味」の3部作を発売し、世間をザワつかせました。
10月1日に全国で販売。希望小売価格は140円となる予定です。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








「ガリガリ君リッチたまご焼き味」は、賛否を読んだ3部作の発売から5年の歳月をかけて、反省とチャレンジ精神で新商品開発に取り組んだ結果のようです。 企業風土はチャレンジ精神旺盛です。
アイスの中に、味つきたまご入りのたまご焼き味かき氷が入ったアイスキャンデイーのようですが・・・(笑)
甘めのたまご焼きをイメージした味わいで、味つけに配合した粉末しょうゆの香ばしさも楽しむことができるようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








しょうゆやケチャップなど、たまご焼きにかける調味料を付ける食べ方も提案しているようですが如何でしょうか・・・・
10月1日が楽しみです。










過去のガリガリ君の関連記事
2018年5月12日記事
 ◆ガリガリ君が話題の新製品の「チョコミント」を発売
     ⇒ http://tozuka.boo-log.com/e442975.html
2017年11月1日記事
 ◆ガリガリ君のリッチ/温泉まんじゅう味の戦略
     ⇒ http://tozuka.boo-log.com/e422758.html
2016年11月3日記事
 ◆ガリガリ君の商品開発戦略「メロンパン味」
     ⇒ http://tozuka.boo-log.com/e382869.html
2016年4月4日記事
 ◆ガリガリ君の値上げCMに賞賛の声
     ⇒ http://tozuka.boo-log.com/e357854.html
2016年2月19日記事
 ◆ガリガリ君『ナポリタン味』で3億円の赤字
     ⇒ http://tozuka.boo-log.com/e353644.html
2013年10月19日記事
 ◆ガリガリ君『シチュー味』発売の戦略
     ⇒ http://tozuka.boo-log.com/e244392.html
2013年8月8日記事
 ◆ガリガリ君リッチ大ヒットの商品戦略/第二弾◆
     ⇒ http://tozuka.boo-log.com/e236879.html
2013年8月6日記事
 ◆ガリガリ君の大ヒットの商品戦略/第一弾◆
     ⇒ http://tozuka.boo-log.com/e236877.html
2013年3月24日記事
 ◆ガリガリ君の商品開発はどこまで続く◆
     ⇒ http://tozuka.boo-log.com/e223407.html
2013年3月16日記事
 ◆ガリガリ君『コンポタ味』は今月26日より販売開始◆
     ⇒ http://tozuka.boo-log.com/e223404.html
2012年11月4日記事
 ◆ガリガリ君『コンポタ味』来春に発売再開◆
     ⇒ http://tozuka.boo-log.com/e209348.html








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2019年09月27日

伸び続ける「豆乳市場」 第三次ブーム到来/後編

                      
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前回の投稿にて「伸び続ける“豆乳市場”第三次ブーム到来/前編」記事
をお届けしましたが、本日は後編を記事にしてお届けします。
今年に入り「豆乳市場」が伸びている現状は、前回に記事にしました。
第三次ブームまでに至る「豆乳市場」は山あり谷ありの歴史を繰り返し
て、ようやくひとつの市場(マーケット)として認知されました。
新商品としてのトレンドとして豆乳のみで作った成分無調整豆乳は、砂糖や添加物意識の高まりから主流となって来ています。
代表例がキッコーマンの「おいしい 無調整豆乳」。
マルサンアイの「有機豆乳 無調整」。
ふくれんの「成分無調整 豆乳」。
以上の3種類が代表的な成分無調整豆乳として市場で認知されて、売れ行きも順調に推移しているようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








豆乳ブームは1983年頃の世界的な健康ブームの広がりから「第一次豆乳ブーム」が巻き起こり、わずか2年で生産量が28㎘から117㎘と4倍に跳ね上がりました。
しかし、その後2年で生産量は半分以下に激減。その理由は、いくら健康によくても「マズかった」ことが最大の要因であり、当時のテレビ番組では「罰ゲーム」に投入を飲むという極めてひどい扱いでした。
その後2000年頃までは「豆乳の失われた15年」という時代があり、多くの企業が豆乳市場から撤退をして行った時代が訪れています。

2000年に入ると「大豆イソフラボン」は女性ホルモンと似た構造を持ち、更年期や骨粗しょう症予防に良いらしい。との情報が世間で認知されて「第二次豆乳ブーム」を迎えました。
もちろん味にも改良が加えられ「おいしい」豆乳として商品化されて、2003年には20年振りに生産量が100㎘を超え、2004年には217㎘を記録して絶好調の売れ行きを示していました。
しかし海外メディアから「大豆イソフラボンの過剰摂取が癌のリスクを上げる」という情報が流れ、生産量は激減する状況に陥りました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








そして2008年頃から特定検診や特定保健指導が始まり、「メタボ」が国民病として情報として流れるようになり大注目の時代を迎えました。
コレステロール低下や肥満予防などの効果を期待されたのが大豆製品の「豆乳」がメタボ対策商品として注目されました。

時代の環境変化、情報の変化に翻弄され続けた「豆乳市場」が、ようやく確立されたのはここ10年以内と最近です。
今後の健康食品としての豆乳市場の商品戦略・情報戦略に注目です。
















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2019年09月25日

伸び続ける「豆乳市場」 第三次ブーム到来/前編

                     
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日本豆乳協会の発表によりますと、2019年4~6月期の豆乳全体の生産量が過去最高の10万3900㎘(前年同期比110.6%)との発表があり、
健康志向の高まりから、飲料はもちろん料理利用の需要が伸びたことが要因である分析結果も同時に発表されました。
2019年1~6月の上半期では19万2000㎘(前年同期比111.5%)が見込まれ、この数字も過去最高を記録しているようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








豆乳協会では2020年には国民1人あたりの豆乳類の年間飲用使用量を2016年の計測値2.5ℓから1.6倍の4ℓに増加させて、年間総生産量を50万㎘にすることを目標として今後の啓蒙活動を実施するようです。

今回の過去最高の要因を豆乳協会の会長は以下の2点を挙げました。
ひとつは「西の上昇」。これまで豆乳市場は西低東高の傾向にありましたが、西エリアが伸長して「おいしさだけ」から「健康との両立」への意識が高まったことが大きく売上伸長が顕著であったようです。
ふたつめは牛乳の代替品ではなく「豆乳独自の料理の発展」により利用頻度上がったことが大きい要因のようです。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。











日本豆乳協会は1979年設立以来、毎年10月12日を「豆乳の日」と定めて、業界全体での普及活動を実施してきました。
一般生活者に対しての「豆乳食育移動教室」や「豆乳レシピ甲子園」「豆乳資格検定」などを積極的に啓蒙活動を行い、地道に投入への興味関心を喚起させる活動を行ってきました。

後編では第三次ブームまで至る「豆乳市場」の歴史を記事にします。














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2019年09月22日

アイスクリーム業界のトップが大苦戦の要因/後編

                      
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前回の記事にてアイスクリーム業界のトップ企業「サーティーワン」が赤字決算と店舗縮小で苦しんでいる内容を投稿させていただきました。
本日は業界のトップ企業が大苦戦している要因を特定します。

まずは、業界のトップ企業が大苦戦している要因で最もシンプルに考えられることが市場(マーケット)が縮小して影響を受けることです。
日本アイスクリーム協会によりますと、2018年のアイスクリーム市場規模は2015年の市場規模3322億円から5186億円と約1.5倍以上の規模となり、食品関連市場では最大の成長分野となっています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。









「アイスクリーム」というと少子高齢化の影響で市場(マーケット)は縮小しているかと思いきや、市場規模の拡大に驚きました。
この市場規模の成長は実はコンビニの成長が大きく寄与しています。
コンビニの店舗数はサーティーワンの1,000店舗に比べ、大手3社を合わせると全国5万店と桁違いに販売網が広がっています。
メーカーの努力もあり、宇治抹茶を使った大人向けのアイスクリームなどの商品開発はもちろん、冬でも食べたくなる高付加価値商品の開発も積極的に推し進め、アイスクリームの市場は活気づいています。
つまり、アイスクリーム業界の拡大はコンビニのシェア拡大がストレートに反映していたのが実態だったようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








「サーティーワン」の売上が伸び悩んだ2010年以降は、ちょうど全国のコンビニ店舗数が飛躍的に伸びた時期でした。
コンビニ業界の最大手のセブンイレブンは年間1000店舗以上増やし、同時にアイスクリーム市場の規模も並行居て大きく伸びました。
このことから考えて「サーティーワン」の売上伸び悩みは、コンビニが顧客を奪ったのが要因だと限定しても不思議ではありません。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。











サーティーワンも企業努力は続けて、2019年1月には「ミニオン」をモチーフとした6つの果物味が楽しめる「“ミニオン”メッチャフルーツ」などの新商品を毎月のように投入し、シェア奪回に努めています。
しかし、現状ではサーティワンの業績は回復しておらず施策が不十分であることがハッキリしています。

全国津々浦々まで店舗網を張り巡らしているコンビニのシェアを奪回する施策が今後、大変に注目されます。
アイスクリーム業界のトップ企業の巻き返しはなるのか?


















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2019年09月20日

アイスクリーム業界のトップが大苦戦の要因/前編

                      
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アイスクリーム業界で優良企業といわれていました「サーティーワン」
が業績不振で大苦戦していることをご存知でしたか。
実は2015年に40年振りに赤字となって以来、ここ数年間業績不振が続いており、今年6月の時点での店舗数は1161店舗となっています。
アイス専業店ではダントツの店舗数を誇り、ブランド力もあるのですが2015年頃から既存店の前年割れが続いており、収益悪化のため拡大路線を大幅に修正、2016年から全国で30店舗を撤退しています。
2019年12月期上半期(1~6月)の半期決算は、売上高が前年同期に比べ7.5%減の86億円、営業損失は1億7300万円の赤字経営が続いており、不採算店の店舗閉店効果は表れていないことが判ります。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








「サーティーワン」は1945年アメリカで誕生。現在は世界50ヶ国以上8000以上の店舗を展開する世界最大アイスクリームチェーン。
日本には1974年に東京目黒に1号店が誕生。その後1983年に200店舗
、2003年に500店舗、21010年に1000店舗と順調に店舗網を拡大して成長発展して行きました。そして2012年には順調に1100店舗。

「サーティーワン」の名前の由来は「1ヶ月31日間、毎日違った味のアイスクリームを楽しんでもらいたい。」という創業者の願いに由来しており、全ての店で32種類のアイスクリームを提供しています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。









何故、名前の由来である31種類のアイスクリームではなく32種類かという疑問については「店頭におるアイスクリームの収納冷蔵ボックスが、前後2列・横に16列の合計32個のボックスを使っており、31種類だと1個余ってしまうため全ボックスを活用するために32種類にしています。」とのことでした。
サーティーワンでは21種類が定番フレーバー、残り11種類が季節柄の商品だったり、新商品など適時に変えています。
過去に販売してきたフレーバーは1300種類を超えています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







圧倒的なシェアを獲得し、ブランド力も兼ね備えている業界のダントツの企業が業績不振に陥ったのは何が原因だったのでしょうか。
次回以降に「サーティーワン」業績下降の真の原因を探り、ブログの記事にしますのでお楽しみにして下さい。























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2019年09月18日

フリマアプリの「メルカリ」の事業戦略は基盤構築の投資

                      
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フリマアプリで急成長している「メルカリ」が8月に発表した2019年
6月期の通期連結決算は、売上高は前年は44.5%増の516億8300万円
、営業損益が121億4900万円の赤字、純損益が137億6400万円の赤字の増収減益との決算をはっぴょうしました。
国内でのフリマアプリ事業は売上も大幅増が実現でき、営業利益も黒字だったのですがAI事業の人材採用、米国事業、モバイル決済サービス「メルペイ」などへの投資が収益を圧迫しました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








日本国内でのメルカリ事業の年間GMV(流通総額)は前年比41%増の4900億円、MAU(月間アクティブユーザー)は26%増の1350万人と大幅拡大。従来は女性ユーザーが多かったのですが、男性ユーザーも増えて家電やスポーツ用品などの出品も進んでいます。
一方、米国ではメルカリ事業はGMVは70%増の381億円、年間のMAUは200万人を超えています。
2月から本格化した「メルペイ事業」は累計登録者数が僅か4ヶ月間で200万人を突破して絶好調の出足のようです。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。









メルカリの山田会長は決算会見で「この1年間で東京オフィスに40ヶ国から融資結う名人材を招き入れることができた他、画像認識を活用して出品・検索機能を強化するなどテクノロジーへの投資に注力してきました。英国からは撤退し、米国事業に専念することに決めた。」と振り返っています。

2019年の秋ごろにはキャッシュレス決済市場での顧客獲得競争は激化が見込まれ、この環境下で競争力を保つため、今無い事業ではAIを活用した出品技術の開発・実装などに投資をする予定のようです。
またニュースでご存知の方も多いとは思いますが、8月30日にはJリーグの覇者、鹿島アントラーズの経営権を取得するなど積極的に今後の成長事業への投資が続いています。

前述の山田会長は「今年は投資フェーズにあり、損失額が拡大する可能性がある。しかし、これからの1年間は勝負の年。クローズ(成長)を優先した投資を進め、強固な基盤を構築できる1年にする。」と決意を語っていました。
どんな1年になるのかメルカリから目が離せません。




















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2019年09月16日

天皇家ご用達ホテル「旗松亭」経営破綻の真の原因

                      
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長崎県平戸市のホテル「旗松亭(きしょうてい)」は天皇家や海外の王家が宿泊した老舗の政府登録の国際観光ホテルでしたが、2017年に経営破綻して中国人の実業家に売却されました。
部屋からは平戸城が望める格式が高いホテルであり、抜群の知名度と老舗ホテルとして人気があった旗松亭は何故、生き残れなかったのか?

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








旗松亭は1949年、当時大人気だった映画館経営を目的に創業、1957年に映画館を廃業して同年8月に総客室数33室の国際観光ホテルとしてオープンしました。
1987年には総客室数117室まで拡張し、食事処、屋上露天風呂などへの投資を重ね、ピーク時には年商20億円まで成長しました。
しかし設備投資した直後から団体客の減少が始まり、長崎県における滞在客数は1996年1418万人をピークに2009年には970万人と約10年間で3割以上の減少する状況になりました。
旗松亭の年商も2010年には最盛期の半分以下の7.2億円まで落ち込み
、営業損益の時点で赤字経営を余儀なくされました。
続いて2012年には年商6.4億円まで続落しましたが、同年を売上減少の底として2013年、2014年と6.5億円と踏みとどまりました。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








この時期に経営陣は間違った経営方針に選択しました。
売上の下げ止まり底打ちと捉え「人件費等の固定費を抜本的に削減するなどの経営改善を柱とした改革に乗り出すことをせず、従来の経営方針を継続してしまった。」 抜本的な事業再構築をすることなく、従来のホテル経営に改革への着手を怠ってしまったことが後々の最悪の事態を招く結果となってしまいました。

過去のビジネスの歴史を学べは簡単に判ることです。
事業は「環境適応業」であり、どんなに拡張が高くても天皇家ご用達のホテルであっても経営環境の変化に伴い、最盛期の売上が減少した時に気づくべきでした。
従来の事業スタイル(ビジネスモデル)が限界に達しており、新しいビジネスモデルに転身しなければ事業の未来はあり得ないことを・・・
この「事業は環境適応業」の原理原則を見誤って倒産・廃業した企業がどれだけあることか、過去の歴史が物語っています。

ピークの売上を過ぎたビジネスは事業再構築をしないと生き残りはできないことを改めて実感する事例でした。




























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2019年09月14日

名古屋のソールフード「スガキヤ」が大量閉店

                      
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愛知県名古屋市を中心としたラーメンチェーン「スガキヤ」が、9月末までに大量閉店することが明らかになりました。
名古屋ソールフードとして地元に密着しているスガキヤのラーメンは、
魚介だしと豚骨を組み合わせた独特の味わいが人気です。
価格は1杯320円と一般的なラーメンと比べるとかなり低価格で提供され、地元に愛されているラーメン店です。
そのスガキヤが年初の時点で369店舗ありましたが、9月末までに1割にあたる36店舗を閉店することが決まっており、何が起きているのか。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








「スガキヤ」の出店エリアは愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の東海圏の他、北陸や関西も合わせ2府9県に出店しています。
ユニーが運営する「アピタ」等の総合スーパーのフードコートをメインニ展開し、最近ではドン・キホーテにも出店しています。
閉店を県別でみてみますと愛知県15店、岐阜県5店、静岡県3店、大阪府3店、三重県2店、兵庫県2店、奈良県2店、石川県1店、福井県1店、滋賀県1店、京都府1店となっています。



*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








運営元のスガキコシステムズは「赤字店舗の閉店による体質改善が目的であり、業界的に人手不足が著しく、手が回らないため赤字店舗を閉店して黒字の店に人員を集約する意図を持っています。9月末にて閉店は一段落します」と語り、特定地域のエリア撤退ではないようです。



*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








スガキコシステムズの3月期での売上高115憶9700万円、純利益は3億8962万円となっており、今回の赤字店舗の大量閉店で事業の再構築を進めていくようです。
個人的にも大好きな「スガキヤ」が成長発展することを期待します。























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2019年09月12日

芸人の「YouTuber」デビューにみるマーケティング戦略

                      
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ピン芸人のガリガリガリクソンがユーチューバーとしてデビューすることがSNSで話題となっているのをご存知ですか。
番組名は「ガリちゃんの好感度アゲアゲTV」といい、昨日9月12日の18時から配信をスタートしました。 まだ見ていませんが。(笑)
ゲス芸人というありがたくない汚名を返上するため、無謀な企画を通して好感度を上げて人間的に成長するのが目的のようです。
最近の芸人がユーチューバーへのデビューする時のお約束「公約」は、1年間で番組登録者数が100万人に届かない場合は芸人廃業だけでなく「国外追放」の島流しがお約束として公言されました

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








第1回の放送は「東京と大阪間の新幹線チケットを払戻し、人力でそれよりも格安で目的地にたどり着けるか」というサバイバル企画です。
出張が多いサラリーマンにお得な企画のようですが・・・・
その他にも「ガリガリ ムキムキ計画」「狩猟」「鉱石堀り」「心霊スポット大実験」などの体を張った企画を構想中のようです。

同じ吉本興業所属である芸人仲間である、キングコングの梶原雄太さんの「カジサックの部屋」が125万人、オリエンタルラジオの中田敦彦さんの「中田敦彦のYouTube大学」が110万人の登録者数を獲得し
て大人気YouTuberとなっています。

さてこの「YouTuber」への時代変革・環境変化は凄まじいものがあり、人気YouTuberは年間数十億円の収入を稼ぐことが可能です。
もちろん稼げないYouTuberも大勢おり、全員が稼げている業界ではないのは他の職種と同様です。

注目すべきは「YouTuber」の発信力や影響力に目をつけて企業側が
「販売促進」プロモーションとしてYouTuberを活用しています。
ドン・キホーテなどはいち早く人気「YouTuber」活用して社長自身が動画に登場し、販売促進プロモーションとして活用しています。

これからの販売促進プロモーションが大きく変化することが予測され、大きなビジネス環境変化が起きることの前兆です。
今後とも企業側とYouTuberとのコラボが大注目です。













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