経営コンサルタント 戸塚友康 の推進力ブログ! (株)ビジネス・サポートコーポレーション
経営コンサルタント 戸塚友康 のブログです。豊田市と浜松で経営者の学びの場「成果塾」を企画運営。
2012年04月30日
新東名高速道路の効果は?

↑↑↑↑↑ 『ポチッ』と、ひと押しの応援が励みになります。
本格的なゴールデンウィークがスタートしましたが、ニュースによりま
すと多くの人達が開通した新東名高速道路を利用しているようです。
GW初日となった28日には一時的な渋滞がおきたようですが、例年の
ような大渋滞は見られなかったようです。

*インターネットより画像を抜粋させていただきました。
国が巨額の資金(2兆5000億円)を投入して開通した新東名高速道路の
賛否は今後語られると思いますが、大型連休の時の渋滞緩和は利用者の
一人としては、大変に助かります。
昨年は、GWに刈谷市に出張予定を入れたのですが大渋滞に巻き込まれ
て、断念・延期せざる得なかった苦い思い出があります。
お客様にも大変なご迷惑を掛けますので、今年の連休中での出張予定は
全て連休後にお願いしています。
私のように仕事で利用する者にとっては、行楽客と重なり大渋滞で時間
が確定できないことは大変な損失になります。
民主党政権が誕生した年には、渋滞緩和のための休日変更案も出ていま
したが、今は議題にも挙がらない状況になってしまいました。
交通量調査や試験的な試みも随分と実施されたようですが、どこに活用
されているのでしょうか・・・
今回、開通しました新東名高速道路を含めた新たなインフラ整備を期待
する者にとっては複雑な今年のゴールデンウィークとなっています。

ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。
Posted by 戸塚友康 at 09:13
│新聞・ネットコラム
2012年04月28日
業務提携発表で消費者から大ブーイング

↑↑↑↑↑ 『ポチッ』と、ひと押しの応援が励みになります。
米菓大手の亀田製菓は韓国の大手食品メーカー、農心と商品の共同開発
や生産技術提携を発表しました。
今秋にも韓国で共同開発した商品を投入し、米国やアジアにある販路を
活用した営業展開を進める予定だそうです。
また、世界でビジネス展開を進める農心と関係を強化し、現在数%であ
る海外売上高比率を2018年には30%に高める戦略であります。
*亀田製菓の代表商品『ハッピータン』
企業にとって業務提携するということは、自社の『弱点』を克服したり
業界におけるシェア拡大を狙って実施する、ごくあたり前の戦略なので
すが、提携先である韓国企業に問題があったようです。
私自身も全く知りませんでしたが、韓国食品メーカーの農心は異物混入
や虫が混入があった不衛生な企業という事実があったようです。
そのような韓国企業との提携がインターネットを通じて批判が集中して
亀田通信「カメつうBLOG」に苦情のコメントが殺到しています。
インターネットの恐さを実感すると同時に、やはり食品メーカーですの
で、消費者への配慮が不足していた言わざる得ません。
食に対する消費者の「衛生面」での目線は、以前と比べても確実に高ま
っており、そこの信頼を失った企業は窮地に追い込まれます。
一昨日から昨日にかけて苦情が殺到し、大プーイングが起こる中、いま
だに終息する気配は見られません。
今後、亀田製菓がコメントを発表するかどうかは判りませんが、少なく
とも多くの消費者からの信頼を失ったことは事実であります。
亀田製菓さんの動向に注目したいと思います。

ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。
Posted by 戸塚友康 at 09:27
│新聞・ネットコラム
2012年04月22日
マーケティング戦略/実践報告会

↑↑↑↑↑ 『ポチッ』と、ひと押しの応援が励みになります。
記事にするのが大変遅くなりましたが、第3期の豊田成果塾がスタート
しています。
第3期での学びの内容は、第2期の豊田成果塾で学んでいただきました
『マーケティング=売れる仕組み作り』のメンバー企業おける実践報告
を奇数月に行い、偶数月にはメンバーとの個別面談を実施するスタイル
になりました。 3月には早速、実践報告をしていただきました。

*左側は(株)山信商店/スーパーやまのぶさんの山中浩晃社長。
右側が(有)大松支店/オオマツフードさんの大嶽克正部長。
(株)山信商店/スーパーやまのぶは既に『マーケティング』の戦略を
実施しており、自社の『強み』を活かした戦略づくりに着手していす。
その第一弾ともいうべき戦略商品が『ダイエット弁当』です。
グループ内に『テイア佳織の店』というレストラン事業を展開している
『強み』を活かして、新たな分野に進出しています。
競合との差別化を狙い「ヘルシー」「低カロリー」の環境変化に適合し
た商品戦略を実現しています。 是非とも一度、お試し下さい。
(有)大松支店/オオマツフードさんは「お客様の買い物の楽しさ」を
提供することをコンセプトとした『販売企画戦略』『販促戦略』の展開
を実施する予定です。
具体的には季節に合った商材を工夫を凝らした「品揃え」「販促方法」
などのお客様の立場に立った戦略作りを実施する予定です。
今年の8月まだの『マーケティング戦略作り』は計画されており、後は
いかにお客様に喜んでいただく工夫を実践する予定となつています。
今回の『マーケティング戦略』は自社の『強み』を活かして「勝てる見
込みの市場を選ぶ」ことにより、成果を挙げるように仕組みました。
今後、メンバーの発表が楽しみになってきました。
大きな成果を挙げ、全員で価値感を共有して行きたいと思います。

ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。
Posted by 戸塚友康 at 15:19
│豊田成果塾
2012年04月19日
不況業種で業績を挙げている企業

↑↑↑↑↑ 『ポチッ』と、ひと押しの応援が励みになります。
おはようございます。
最近、倫理法人会の記事が多かったような気がしますので、本日は本業
での記事をプログ掲載します。 タイトルは、
『不況業種で業績を挙げている企業』
現在の企業を取り巻く環境は大変に厳しい状況になっており、構造的な
不況業種と呼ばれている業界も数多く存在します。
そのような逆境の中でも大幅な「増収増益」を挙げ、目標の上方修正を
実施されている企業さんの特徴をご紹介します。

経営コンサルタントの仕事をしていますと日々、多くの経営者の人達に
出会うことがあり、特に中小企業の経営者の方々は、一人一人の個性が
その企業風土に色濃く出ています。
会社に訪問したときの雰囲気、社員さん出迎え姿勢、社用車の清掃具合
あるいは、お客様駐車場の位置、などなどを拝見しながら訪問しますと
社長の経営姿勢が読み取ることができます。
特に私が注目するのは企業の顔である「社名の看板」であります。
普段から手の届くところは誰でも清掃できますし、簡単に見た目だけは
綺麗にすることができます。
しかし、少し高いところにある社名や看板は手が届かず、ホコリが溜り
汚れている企業さんが多いことは、あまり気づかれていません。
企業の顔である社名・看板が汚れていて、目に届くところは正装してい
る会社を見ると、少しガッカリすることが多いのが現実です。
まず、自社の顔をきれいに清掃することに細心の注意を払って欲しいと
同時に「本物に気づく」経営者になって欲しいと思います。
そして特に『不況業種』とばれている業界において業績を伸ばしている
企業さんの特徴は「半年前・1年前・あるいは2年前から、本当にお客様に喜ばれること(サービス)を実施している」ことが大きな特徴です。
現在、業績が伸びていないのはお客様に支持されることをしていない。
高い評価が得られることができていない。
これが絶対的な結論です。
不況産業と言われている業界は、とくに顕著に表れています。
何故なら不況産業に位置している企業は、お客様の選択肢が豊富にあり
本物しか選ばれない環境にあるからです。
サービスとは価格だけではなく、緊急時での対応・無理な仕事の受け方
・経営者の姿勢・仕事の品質・コンプライアンスの遵守・お客様に役立
つ情報提供・お客様自身が「世話になっている」と思うような対応など
が出来ていれば、必ずお客様から高評価をいただけるでしょう。
お客様から「高い評価」を得られていない企業が成長するはずがない。
当たり前のことが正しく理解されていません。
「不況業種」と言われている業界の皆さん、不況だから業績が伸びない
などとの発想は一切捨てて下さい。
業績が挙がっていないのは『お客様からの評価』が低いだけです。
詳細に言いますと、中小企業経営者の理念・考え方・姿勢・戦略・戦術
がお客様にとって『真のサービス』や『感動するサービス』になってお
らず、感謝されていない。ことの証明なのです。
早く気づき、魅力ある企業に変革して行きましょう。

ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。
*先般3月16日に開催させていただきました『ビジネス革新セミナー』
の収支報告をさせていただきます。
①収入の部 チケット販売 3000円 × 106枚 = 318,000円
②支出の部 会場費 29,550円
DM送料 63,005円
パンフ製作費(ユナイデッドスミス) 72,188円
講師料(森川あやこ) 100,000円
講師宿泊・交通費 33,000円
司会者謝礼 10,000円
その他雑費 20,000円
③収支合計 ▲ 9,743円
*ヤマダ会計事務所の監査をいただいています。
皆さんのご協力で収益を上げようと努力しましたが、残念ながら
赤字となってしまいました。
赤字では申し訳ありませんので、私個人として中日新聞に3万円を
寄付させていただきます。 ありがとうございました。
Posted by 戸塚友康 at 09:27
│コンサルティング
2012年04月15日
人様のお役にたてる機会(講演会)

↑↑↑↑↑ 『ポチッ』と、ひと押しの応援が励みになります。
おはようございます。
昨日の雨も上がり、爽やかな日曜日の朝を迎えていますね。
本日は、名古屋市中区倫理法人会の「経営者の集い」の講師を務めさせ
ていただきます。講師の指名をいただいたことに感謝します。

*3月16日に開催した「ビジネス革新セミナー」より抜粋しました。
日曜日に「経営者の集い」を開催する法人会は全国的にも珍しく、私自身も3回目の体験です。
2月に豊明市倫理法人会に指名を受けて伺った時に、たまたま名古屋市
中区の役員さんが参加されており、依頼を受けましたので喜んで承諾を
させていただきました。 私でお役に立てるなら・・・ (^_-)-☆

明日4月16日(月)は名古屋市中区倫理法人会のモーニングセミナー講師
を務めますので、本当に久し振りの月曜日から『純粋倫理』を学び実践
できることが嬉しい気持ちです。
新設で法人会を設立・開設を会長職で経験させてもらい、そこから分封
も行い、モーニングセミナー全国第一位も達成して法人会としては現役
引退したような感じをしている私に、ご指名をいただけることが大変に
嬉しい思いであります。
少しでも『人様のお役にたてる機会』が与えられることに喜びを感じて
本日明日と講師を務めてまいります。
名古屋の皆さん、よろしくお願いしますね。

ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。
Posted by 戸塚友康 at 10:51
│倫理法人会
2012年04月13日
「足元のゴミ拾いから」/鍵山秀三郎一日一話

↑↑↑↑↑ 『ポチッ』と、ひと押しの応援が励みになります。
おはようございます。
恒例になりました、私自身の「心の師」でもあります鍵山秀三郎先生の「鍵山秀三郎一日一話」を掲載しますね。
毎朝、携帯メールで送っていただき、どの内容も素晴らしいのですが、
今回ご紹介するのは4月3日(火)の内容です。
タイトルは「足元のゴミ拾いから」

*インターネットより鍵山先生の写真を抜粋しました。
『足元のゴミ拾いから』
「心の教育が大切」とか「奉仕活動の義務化」などと、いつ
までも抽象論を唱えているのが政治家です。
政治家が権限だけを駆使し、実情に沿わない通達をいくら乱発
しても何も好転しません。
政治家が本気でそう思っているのならば、自分たちの職域で
ある永田町の周りをきれいに掃除することです。
散らかっている足元のゴミを拾う実践から始めることです。
PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用
私自身も、20年ほど前に鍵山秀三郎先生にお会いする機会をいただき、
当時は「トイレ掃除」や「ゴミ拾い」とは全く無縁の状態でした。
鍵山先生のお話を聞き、カルチャーショックを受けたことを、昨日の
ことのように思い出します。
それから20年、たいした工夫。改善は行っていませんが「トイレ清掃」と「ゴミ拾い」は、何とか継続してきました。
改めて「鍵山秀三郎一日一話」を読ませていただき、心あらたに継続を
誓うことができました。
当時、鍵山先生から直接教えていただいた「自分自身がゴミの10倍拾うことを心掛けなさい。」との言葉が忘れられません。
「ひとつ拾えば、ひとつ綺麗になる」
当たり前のことですが、当たり前のことを当たり前に継続できる自分を
つくることに専念して行きます。
今日も鍵山先生の教えを胸に、明るく元気な一日をすごします。

ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。
Posted by 戸塚友康 at 09:13
│人間力を磨く
2012年04月10日
家電業界の環境が激変、今度はソニー

↑↑↑↑↑ 『ポチッ』と、ひと押しの応援が励みになります。
先日、大手家電メーカー「シャープ」が従業員の月額給与カットの記事
を投稿させていただきましたが、家電製品を主力事業としている各社が
大きな転換期に差しかかっています。
今回は「ソニー」がグループ従業員の6%にあたる1万人規模を国内外
で削減する方針を固めたことが発表されました。
既に発表しました化学事業の売却に加え、人員削減等のリストラを急速
に進ませています。
現在、若者に絶大的に人気のある西野カナさんを使ってのテレビCMだ
けでは、どうにも挽回できなかったようですね。


*インターネットより西野カナさんのCM画像を抜粋しました。
大手電機メーカー各社は、いずれるテレビ事業の不振などで業績が低迷
しており、合理化を含めたリストラ(事業再構築)を進めています。
「ソニー」は経営責任を明確にするために2011年度7名の執行役員全員
が役員賞与を全額返上する方針も決めています。
「ソニー」は2012年度3月期の連結決算では、2200億円の赤字の見通
しであり、4年連続の赤字となります。
8年連続の赤字なるテレビ事業の構造改革や事業の選択と集中、および
今回の人員削減を進めることで業績回復を目指す方針です。
最近の家電業界は韓国をはじめとした海外製品に押されっ放しで、日本
の得意分野だつた業界が急激に弱体化しています。
人員削減や賃金カットも当面の策としては有効ですが、将来を見据えた
体質強化が急がれる業界ではないでしょうか・・・

ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。
Posted by 戸塚友康 at 12:13
│戸塚友康コラム
2012年04月08日
スマホ利用者倍増に見る環境変化

↑↑↑↑↑ 『ポチッ』と、ひと押しの応援が励みになります。
世論調査機関が家電製品・通信機器の利用状況に関する調査結果を新聞
紙上にて発表しました。
その結果をみますとスマートフォン(多機能携帯電話)を使っている人
は19.5%で、昨年3月に実施した前回調査の8.9%から大幅に上昇した
ことが判明しました。

*インターネットより画像を抜粋させていただきました。
年代別では20代が40.4%と最も高く、若者を中心としたスマホの急速
な普及が改めて裏付けられました。
その勢いに押される形で、スマホ以外の携帯電話の利用率は前回調査よ
り10.5ポイント低下の75.4%となっていました。
スマホの年代別利用率は30代・34.3%、40代26.5%、50代15.1%と
なっており、各年代で浸透が進んでいることも判明しました。
アップル社が先陣を切った21世紀最大のヒット商品「スマートフォン」
は、今後ますます進化することが予測されます。
従来の「通信機器」の概念が根底から覆えされ、大きな流れで環境変化
が起きています。
企業は環境適応業。
と言い古されたことが、今現実に起きています。
今後、どの業界においても激しい環境変化が予測され、環境変化に適応
できない企業は確実に衰退し、未来はありません。
自社の強みを活かし、市場(マーケット)環境に適応した
「商品開発」「サービス開発」
が生き残りに必要不可欠な時代に突入しています。
数年前から私自身も講演会で「環境変化」の重要性を訴えてきました。
今後、成長・発展する企業と衰退・消滅する企業との格差は、ますます
拡大することが予測されます。
今こそ現在の環境に合わせた『売れる仕組み』が
必要な時代に突入しました。
是が非でも『売れる仕組み』21世紀の戦略作り再構築をお勧めします。
弊社も無料経営相談というサービスを行っていますので、是非とも活用
していただければ幸いです。

ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。
Posted by 戸塚友康 at 12:17
│新聞・ネットコラム
2012年04月06日
マイナス成長時代に業績をあげる秘密

↑↑↑↑↑ 『ポチッ』と、ひと押しの応援が励みになります。
おはようございます。
またブログをサボリ気味になっています。(反省)
季節柄、昇給を見据えた企業さんの『人事評価制度』が最盛期です。
今年も多くの企業さんの『人事評価制度』の協議会への立ち合いの依頼
をいただいています。 ありがたいことです。

*担当させていただいています企業さんの研修風景です。
私自身の『人事評価制度』の基本的な考え方や取り組む姿勢は、
“人事管理より人材開発”
を絶対条件として実施させていただいています。
簡単に説明しますと「上司が部下を教え指導する人事管理から、会社の
理念・方針に基づいて一人ひとりが必要能力を自主的に磨く人材開発へ
移行する」ことが考え方の中心としています。
現在は、もの凄いスピードで時代環境が変化しています。
このような時代において、上司が部下を一生懸命に指導・教育していく
だけでは、スピートが遅すぎます。
しかし、決して上司が部下を指導することを否定している訳ではありま
せんので、誤解のないように・・・・(笑)
社員さん一人一人の能力を最大限活かす『仕組み』として『人事評価』
を再構築することが必要であります。
また、継続して『人事評価』が機能する『仕掛け』づくりも必要不可欠
の絶対条件であります。
私が『評価協議会』の指導をさせていただいている企業さんは、着実に
人材育成が進み、社員さん達が成長しています。
成果が出ています。業績も好調です。
『人事評価』を、昇給のためや管理強化、またトップの自己満足のため
に運用している企業さんが多いのは、私自身が良く判っています。
人事の諸制度は企業のためではなく、社員さん達のためにあるのです。

ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。
Posted by 戸塚友康 at 09:54
│業績向上の仕組みづくり
2012年04月02日
環境変化にシャープ飲み込まれ従業員給与削減

↑↑↑↑↑ 『ポチッ』と、ひと押しの応援が励みになります。
テレビ事業などの不振が続いていた『シャープ』が従業員の給与の削減
を労働組合に提案していたことが判明しました。
削減は基本給の2%で5月から12月までの期間としているようです。
同社は平成24年3月期に過去最大の最終赤字に転落する見込みであり、
人件費の削減などを緊急の労使協議を進めています。


*インターネットよりシャープ関連の写真を抜粋しました。
今春闘では、賃金体系の維持を労働組合に回答した上で、人件費削減に
協議していたようです。定昇を実施した上で、2%削減するという苦肉
の策で協議を進めています。
また、管理職については4月から賃金改定をした上で5%削減し、執行
役員は2月から報酬を10~30%減額しており、24年度の賞与も支給を
しない見通しとなっています。
そして世界の電子機器業界において世界最大手台湾・鴻海(ホンハイ)
精密工業が筆頭株主になってしまいました。
その背景には、液晶パネル工場の稼働率向上などの課題を一挙に解決を
する電撃的な業務提携でありました。
メーカーの生命線である技術の流出が懸念されるなか、提携に踏み切っ
たのは、日本の家電各社が世界市場で苦戦を強いられ研究開発から生産
までの『垂直統合モデル』が通用しなくなっている背景があります。
垂直統合モデルを簡単に説明しますと、「自前主義」。
自社内だけで製品や情報を流通させるため、取引コストの低減や技術・
情報の漏洩の危険性が低いメリットを持つ一方、初期の設備投資が巨額
にのぼること商品需要が低下すると打撃うけるリスクがあります。
世界最大のガラス基板を唯一生産でき、『液晶のシャープ』の象徴とも
いえる堺工場。 これまでは技術の流出を恐れ「最先端技術は国内で」
との方針を貫いてきたが、技術流出のリスクを負いながら鴻海の資本を
受け入れる方針に踏み切りました。
日本トップ企業、世界的な技術を持ちながら、
企業を取り巻く環境変化に対応さぜる得なくなった今回の
ニュースですが、今後のシャープの企業努力に注目したいものです。

ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。
Posted by 戸塚友康 at 09:13
│新聞・ネットコラム
最近の記事
プロフィール

戸塚友康
過去記事
タグクラウド
カテゴリ
豊田成果塾 (56)
浜松成果塾 (18)
「成果塾」受講者の声 (7)
コンサルタントの選び方 (4)
コンサルティング (34)
評価制度運用-事例 (23)
能力賃金制度-事例 (12)
業績向上の仕組みづくり (579)
業績向上の仕掛けづくり (586)
顧客感動サービス-事例 (38)
優良企業の戦略 (725)
経営相談・アドバイス (129)
研修会・勉強会 (47)
講演会・スケジュール (46)
注目企業紹介 (831)
感動体験 (294)
人間力を磨く (292)
大自然の法則 (206)
戸塚友康コラム (811)
新聞・ネットコラム (1227)
倫理法人会 (67)
私のプライベート (381)
ブログ内検索
QRコード

アクセスカウンタ
読者登録