2019年09月27日

伸び続ける「豆乳市場」 第三次ブーム到来/後編

                      
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前回の投稿にて「伸び続ける“豆乳市場”第三次ブーム到来/前編」記事
をお届けしましたが、本日は後編を記事にしてお届けします。
今年に入り「豆乳市場」が伸びている現状は、前回に記事にしました。
第三次ブームまでに至る「豆乳市場」は山あり谷ありの歴史を繰り返し
て、ようやくひとつの市場(マーケット)として認知されました。
新商品としてのトレンドとして豆乳のみで作った成分無調整豆乳は、砂糖や添加物意識の高まりから主流となって来ています。
代表例がキッコーマンの「おいしい 無調整豆乳」。
マルサンアイの「有機豆乳 無調整」。
ふくれんの「成分無調整 豆乳」。
以上の3種類が代表的な成分無調整豆乳として市場で認知されて、売れ行きも順調に推移しているようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








豆乳ブームは1983年頃の世界的な健康ブームの広がりから「第一次豆乳ブーム」が巻き起こり、わずか2年で生産量が28㎘から117㎘と4倍に跳ね上がりました。
しかし、その後2年で生産量は半分以下に激減。その理由は、いくら健康によくても「マズかった」ことが最大の要因であり、当時のテレビ番組では「罰ゲーム」に投入を飲むという極めてひどい扱いでした。
その後2000年頃までは「豆乳の失われた15年」という時代があり、多くの企業が豆乳市場から撤退をして行った時代が訪れています。

2000年に入ると「大豆イソフラボン」は女性ホルモンと似た構造を持ち、更年期や骨粗しょう症予防に良いらしい。との情報が世間で認知されて「第二次豆乳ブーム」を迎えました。
もちろん味にも改良が加えられ「おいしい」豆乳として商品化されて、2003年には20年振りに生産量が100㎘を超え、2004年には217㎘を記録して絶好調の売れ行きを示していました。
しかし海外メディアから「大豆イソフラボンの過剰摂取が癌のリスクを上げる」という情報が流れ、生産量は激減する状況に陥りました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








そして2008年頃から特定検診や特定保健指導が始まり、「メタボ」が国民病として情報として流れるようになり大注目の時代を迎えました。
コレステロール低下や肥満予防などの効果を期待されたのが大豆製品の「豆乳」がメタボ対策商品として注目されました。

時代の環境変化、情報の変化に翻弄され続けた「豆乳市場」が、ようやく確立されたのはここ10年以内と最近です。
今後の健康食品としての豆乳市場の商品戦略・情報戦略に注目です。
















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