2019年09月06日

発売46年「森永ラムネ」が大ヒットしている理由/後編

                      
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前回記事で「発売46年“森永ラムネ”が大ヒットしている理由/前編」
を投稿しましたが本日は後編を記事にさせていただきます。
2014年頃からSNSを中心に「ブドウ糖」の効果が騒がれたことをキッカケに、前年の120%の伸びを示しました。
ボトル入りのラムネをビジネスパーソンが買っていくという、今までに無かった顧客層に受け入れられるようになりました。
新しい顧客層の動きを察して「大人向けラムネ」というコンセプトにて商品開発に取り組んだのが2014年の後半頃からでした。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








しかしながら「大人向けラムネ」の商品開発は苦戦の連続でした。

2015年にはウコンエキスとビタミンB1を配合した「ラムネのチカラ」を発売しましたが、売上が伸びずに早々に販売終了。
その後2017年には20~40代の女性をターゲットとした、レモンやオレンジの果汁炭酸飲料味の「スパークリングラムネ」を発売しましたが、売上が伸びずに1年で販売が終了しています。
大人のラムネが苦戦している中、ボトル入りの元祖「森永ラムネ」は順調に右肩上がりの売上で推移していました。
そこで森永が選んだ商品開発戦略は「強みを活かしたブランディング」という戦略に切替えました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








森永ラムネの認知度はアンケートでは85%と大変に高い認知度があり
味についても高評価。馴染みのないパッケージの新商品は消費者にとっては手に取りにくい商品アイテムだったようです。
そこで「強みを活かしたブランディング」による商品開発は、
①従来のパッケージと同じ水色とロゴの赤色。
②ラムネボトルを新商品にデザイン。
③味は同じで1.5倍の大きさが大人向け。
④パウチ入り商品にし陳列しやすい商品に。
以上を兼ね備えた商品開発を進め2018年3月に「大粒ラムネ」を商品化して、販売に踏み切りました。

発売から1ヶ月足らずで年間販売計画数量を売り切ってしまう凄まじい売れ行きで、直ぐに発売休止に追い込まれてしまいました。
その年の7月には西日本で販売再開し、10月には全国で販売を再開を行うことができ、現在も売れ行きは全国的に好調のようです。

今年の秋には新しい新商品は販売もよていしているようです。
大人から子供までを魅了する「森永ラムネ」の今後の商品戦略に大注目です。


















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