2010年07月11日

AKB48/大ブレークの法則第二弾

先日『AKB48』大ヒットの法則を記事にしました
が、本日は第二弾をご紹介します。


先日の記事でも書きましたが『AKB48』最大の特徴(差別化)
は、専用劇場で公演(ライブ)を毎日行っていることです。
『AKB48』のメンバーは公演(ライブ)を通じて歌やダンスを
磨き
(商品=売り物)劇場に訪れるファン(顧客)は、その専用劇場
(店舗)で発生する様々なドラマやパフォーマンスに、メンバーの
努力や成長を間近で見ることができます。


現在の時代では、インターネットで音楽をダウンロードできたり
ネット上を探せば、あらゆる情報がタダで入手できる時代です。
そのような時代背景でも、ネットでは手に入らず、コピーもでき
ないものがあります。
それが公演(ライブ)でした。

映画やCDの売上が減少している中、コンサートや公演や落語・
バレエ等々のライブ産業の売上は確実に増加しています。
つまり不況下で飽きられないもの(強いものは)劇場公演という
アナログ戦略だったのです。

重要なことは「アナログ」といっても昭和時代にあった懐古趣味
と全く異なっています。
ライブというアナログ行為は、ネット時代をうまく活用すれば、
とんでもない威力を発揮します。
今回の『AKB48』のケースで見ますと、秋葉原の専用劇場で
メンバーの詳細の行動・表情・発言・ファンの体験がアッという
間にネットの中でのブログや掲示板で日本中に広がります。
昔で言う『口コミ』宣伝広告です。

今回の『AKB48』の大ブレークで、時代や環境の変化を読む
キッカケが掴め、時代に合わせヒット商品を創りだす『コツ』
が見えました。

環境変化って恐ろしい…
やはり『人』『モノ』『企業』環境に適応する
ことができれば生き残れますね…






にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ 是非とも応援の『ひと押し』をお願いします。