2010年06月08日

「飽和状態」で業績低迷は本当?

マスメディアで良く聞く「〇〇業界は飽和状態」
飽和状態で『売れない』とは本当なのでしようか…?

数字的に見れば「前年割れ」等の厳しい数字が続いていること
を根拠としている内容は、一応の説得力はあります。
確かに右肩上がりの経済状況ではありませんし、簡単に成長が
できない時代に入っている事実もあります。

私自身は少し異なる考えを持っており「飽和状態」との考え方は
消費者の需要(ニーズ)を固定化している。
と考えています。
つまり、消費者の需要が固定している限りは『ヒット商品』は
出にくいし、売上げも伸びにくい。
本当でしょうか…?

例えば家庭用ゲーム機業界も飽和状態と言われながら、今まで
ターゲットに入っていなかった中高年層や主婦層をターゲット
にしたソフト開発を行い、マーケットを広げて大ヒット商品を
出した事実は、どのように解釈すれば良いのでしょう…?

簡単に業績が上がらない、売上が伸びない時代だからこそ、今
現在ある需要に対応するのではなく、潜在的な需要を創造する
ことが必要なのです。

つまり、売り手側が消費者の需要を創り出す。
これが出来ている企業が業績を上げています。

現在のような逆風の時代では、実力がストレートに出ます。
不況の今こそ『商品の価格』や『商品の品揃え』や『新規商品』
だけに偏るのではなく、
提供する価値の範囲を広げ、
攻めの営業戦略に打って出るチャンスだとは思いませんか…?

今日は難しかったですね…  すいません。



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Posted by 戸塚友康 at 08:46 │戸塚友康コラム

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