2019年08月30日

焼肉業界の急成長企業「焼肉きんぐ」の戦略/後編

                      
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前回の記事にて「焼肉業界の急成長企業“焼肉きんぐ”の戦略/前編」
投稿させていただきましたが、本日は後編をお届けします。

焼肉きんぐの急成長の大きな要因は「お待たせしない」、素早い商品提供と競合他社との品質の差別化、「良質な熟成肉」の提供をご紹介しましたが、本日は全く異なる成長要因をご紹介させていただきます。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








とかく「食べ放題」のシステムを活用している業種業態が疎かになるのはお客様への「接客サービス」ではないでしょうか。

「焼肉きんぐ」では、疎かになりがちの接客を「おせっかい」をメインとして強化することを2016年から「焼肉ポリス」とのポジションを導入して、焼肉ポリスの巡回・返しの回数・焼き時間などを各テーブルで「おせっかい」な指導・アドバイスを実施しています。
このシステムがお客様の満足度を上げているようです。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







一方で、店舗戦略として店舗改装や新店オープンに際して3年ほど前からテーブル数を適正化する「減卓」を勧めています。
「えっ?」と思われる方も多いとは思いますが、テーブル数を減卓すれば売上が落ちると考えがちですが、以前の店舗では厨房の生産能力を超える多くの来店客を店内に入店させ、注文から提供まで「お待たせしてしまう」ことが多く、クレームの大きな要因となっていました。
いくら多くのお客様が来店されても食事を「お待たせしてしまう」ことは最悪で、評判もガタ落ちしてしまいSNSで拡散されたら致命傷になりかねない最悪の事態になり兼ねません。
ピーク時の集客とオペレーションを最適化することでお客様の満足度を向上させ、最短の商品提供時間を実現する方針に切替えました。
従ってお客様の方も来店する際には予約をする方達が増え、ファミリー層の満足度を上げることに成功しました。

新しい業態とサービス・商品の絶対的な差別化・飲食業界の原点てある接客を重視する「焼肉きんぐ」の更なる次の戦略が楽しみです。

















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