2013年04月01日

眠れる「都市鉱山」の中国流出を防げ/小型家電リサイクル法

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携帯電話やパソコンなどの小型家電をリサイクルする新たな法律が本日
より施行されるのをご存じですか。 『小型家電リサイクル法』
従来の家電リサイクル法で回収が義務付けられているエアコンやテレビ
など4品目以外を対象として、市町村が消費者から回収し、貴金属など
を取りだしてメーカーが再利用する法律です。

*関連画像をインターネットより抜粋させていただきました。



この法律は「都市鉱山」と言われ都市に眠っている貴金属やレアメタル
(希少金属)を中国をはじめ海外へ流出している実態に歯止めを掛ける
ことを狙いとして制定された法律です。

回収対象となる小型家電の中でも、携帯電話はインジウムなど20種類
以上のレアメタルが含まれ、携帯電話1万台から50gの金が取り出せる
ことが判っています。
これは天然の金鉱ならば50トン分を掘り出さないと取れない量であり、
ゆえに「都市鉱山」として注目されていました。

しかしながら、携帯電話会社が回収を進めているのですが平成12年度の
1361万台をピークに年々減少し続け、平成23年度では696万台の回収
に激減しているのが現状です。

*関連画像をインターネットより抜粋させていただきました。


この新制度は「社会実験」の意味合いを持ち、家電リサイクル法はには
消費者とメーカーにリサイクルを義務づけるものですが、新制度は消費
者からは無料で回収し、メーカーが取り出した貴金属などの売却益にて
経費をまかなう、新たなビジネスモデルの挑戦でもあります。

世界でも例をみない法律の施行がレアメタル(希少金属)供給の保障と
いうことで成功するか、大変に注目されています。






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Posted by 戸塚友康 at 10:06 │戸塚友康コラム

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