経営コンサルタント 戸塚友康 の推進力ブログ! (株)ビジネス・サポートコーポレーション
経営コンサルタント 戸塚友康 のブログです。豊田市と浜松で経営者の学びの場「成果塾」を企画運営。
2011年06月25日
マクドナルドは携帯クーポンで差別化

↑↑↑↑↑ 『ポチッ』と、ひと押しの応援が励みになります。
マクドナルドの繁盛のひとつが「携帯クーポンの差別化」である。との
記事が『プレジデント』掲載されていたので、ご紹介します。

*インターネットより写真を抜粋して掲載しました。
2007年に地域別価格を取り入れ、都市部と地方での価格差別を実施し
たのを皮切りに「携帯クーポン」の発行も実施されています。
マクドナルドの場合、会員登録(無料)をすると会員限定の新商品情報
やクーポンが携帯に届き、会員の特典として割引価格で商品を購入でき
るなどのサービスが受取れます。
これは、多くのファーストフード店でも実施されています。
マクドナルドの会員は10年で1970万人と、4年で20倍に増えたており
これと比例して売上高も右肩上がりで伸びています。
「完全な価格差別」を着々と進めているのが、売上好調の要因だと分析
しています。
また、マクドナルド戦略で中小企業さんが見習うべき点がありました。
それはサービス業の店舗稼働率の効率化を狙った戦略であります。
店舗を構えている場合は、時間帯により「繁忙時間」と「閑散時間」が
あり、機会損失が発生するケースがあります。
例えば食品スーパーさんでは、混雑している時間帯には、レジの順番待
ちをイライラしながら待ったり、ゆっくり買い物を楽しむことができず
「顧客満足」を与えられないケースが多々あります。
逆に競合他社が割引や、チラシ特売を実施すると急激に客足が減少する
などの稼働率が、大きく変動する時間帯があります。
マクドナルドは「閑散時間」を狙って来店客を増やすよう「時間限定」
のサービスや割引クーポンを配信しているようです。
この「繁忙時間」を避けて「閑散時間」に来店数が増える戦略が効果を
出し、稼働率を平準化するのが効果的な戦略であります。
稼働率の平準化に伴い、機会損失が減少することが可能になります。
「携帯クーポン」を機会損失を最小限に抑えるツール(道具)としての
活用していることが、競合他社を圧倒する戦略ではないでしょうか?
サービス業として店舗を構えている読者の皆さんは、是非とも参考にし
ては如何でしょうか・・・・・・

ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。
Posted by 戸塚友康 at 09:13
│新聞・ネットコラム
最近の記事
プロフィール

戸塚友康
過去記事
タグクラウド
カテゴリ
豊田成果塾 (56)
浜松成果塾 (18)
「成果塾」受講者の声 (7)
コンサルタントの選び方 (4)
コンサルティング (34)
評価制度運用-事例 (23)
能力賃金制度-事例 (12)
業績向上の仕組みづくり (579)
業績向上の仕掛けづくり (586)
顧客感動サービス-事例 (38)
優良企業の戦略 (725)
経営相談・アドバイス (129)
研修会・勉強会 (47)
講演会・スケジュール (46)
注目企業紹介 (831)
感動体験 (294)
人間力を磨く (292)
大自然の法則 (206)
戸塚友康コラム (811)
新聞・ネットコラム (1227)
倫理法人会 (67)
私のプライベート (381)
ブログ内検索
QRコード

アクセスカウンタ
読者登録