2011年06月16日

無料経営相談/マーケティング戦略・小売業編

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本日は、『豊田成果塾』のメンバーでもある愛知県豊田市のコロッケで
有名な(有)松丈さんの加藤祥平社長との『マーケティング戦略』につ
いての「経営相談」の様子を記事にします。




前回の「経営相談」から時間は経過していますが、今回はかなり分析が
進んでおり、期待できます。
最初は[1]売上・粗利分析。
①材料原価が高騰によりコスト高になり、薄利の傾向が進んでいる。
②近郊スーパーさんの惣菜の充実で来店頻度が低下している。
③本店周辺の環境が激変し、苦戦をしている。
等々が挙げられていますが「外的要因」だけではなくて「内的要因」
分析も忘れずに分析して下さい。

次に[2]PPM分析。
①現在、商品開発が遅れ「問題児」の商品が無い。
②マーケットが成長している「中食産業」への進出が遅れている。
③商品に頼り「サービスの開発」が必要である。
等々、ますまず的確に分析していますが「花形製品」への分析が少なく
再考する必要がありますね。

そして[3]SWOT分析。
「強み」は的確に分析してあり「強い部分をさらに強くする」との
 差別化戦略が導きやすくなっています。
「弱み」については、若干の手直しが必要です。
 何故なら現状では課題として捉えにくく「弱い部分を補い強くする」
 ことができにくい分析になっています。
「機会」については大変に判りやすく分析してあり、環境変化を上手
 に捉えています。 これは差別化戦略に使えます。
「脅威」については、中小企業さんの弱点が、そのまま出ています。
 この部分は、長期的な戦略にて解決する策が必要たと思われます。

最後に[4]ターゲット特定。
①現状の顧客のニーズはOKです。 うまく捉えています。
②新規の顧客のニーズが(有)松丈さんの最大の課題でしょう。
 新たな顧客層が開拓できる商品・サービス・方向性は、見えてきて
 いますので、あとは具体的手段を決めることです。
以上をアドバイスさせていただきました。


加藤社長のビジネスは大別しますと「小売業」です。
小売業、特に食料品は比較的に景気に変動されにくい。という位置づけ
をされてきましたが、環境変化には大きく左右されます。
エンドユーザー(消費者)がお客様ですので、環境変化に負けないよう
「売れる仕組み」を再構築する必要性があります。

「売れる仕組み」を再構築し「売れる仕掛け」を検討
して行きましょう。






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