2021年04月27日

コロナ禍でも「ひと工夫」で大ヒット商品へ第1弾/亀屋良長“スライス羊羹”

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1803年創業、京都の老舗和菓子屋店の暖簾を持つ亀屋良長がひと工夫して商品開発したのが「スライス羊羹」。
既存商品の羊羹が売行きが低迷している中、起死回生策としてひと工夫したのが「スライス」への形状、用途の変更です。
2018年9月の発売以来、総売上数は12万個の大ヒット商品。既存商品の羊羹に比べ、年間500倍の売り上げを記録しています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。


 




 
2018年に女将の発案で「スライス羊羹」が誕生しました。
開発のきっかけは2人の息子(当時13歳、7歳)の朝食用にパンを焼いていたところ、辛党の長男はスライスチーズを、甘党の次男にはあんこを塗って欲しいといわれました。
次男の規模の冷えたあんこは固くて、なかなかうまく塗れず面倒臭いなぁと感じました。かたや長男のスライスチーズはとっても楽であり、すごく差があることを実感してヒントと、なりました。
スライスチーズのように簡単な塗れるあんこが出来ないかな。と思ったのが最初のヒントであり、商品開発に結びつきました。
販売したところ、思いがけず多くのお客様にご購入いただき、販売2年目で一番の人気商品となりました

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







厚みにもこだわり、試作を重ねた結果「2.5mm」が小豆の風味も感じられ最後まで美味しく召し上がっていただけるという結論に。
なんと1枚1枚、職人が手作業で作り上げてスライスしています。
上にのせているバター羊羹は、沖縄の塩を効かせることで本来の味に濃厚な風味味がアクセントになっています。

斜陽産業として和菓子業界は大苦戦している業界ですが、私達の身近にある「ひと工夫」で大ヒット商品が誕生する素晴らしい事例です。















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