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2019年06月12日
スシローが手掛ける居酒屋「鮨・酒・肴 杉玉」の戦略


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回転寿司業界でひとり勝ち独走状態の「スシロー」が、新しいビジネスモデルの大衆寿司居酒屋「鮨・酒・肴 杉玉」を運営していることは、世間では認知されていません。
まだ全国で7店舗であり、目立つ存在ではありませんが本業の回転寿司が好調な状況にもかかわらず、新しいビジネスモデルへのチャレンジには、どのような戦略が隠されているのでしょうか。
1店舗目は2017年8月に兵庫県西宮市に、2店舗目は2018年1月に東京神保町に、その後2018年3月東京神楽坂に3店舗目をオープンして時にマスコミに披露しました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。
1号店がオープンしてから約半年間は、あえてスシローの運営を公表せず「最初から大々的に発表してしまうと、純粋な店の評価が判らない。まずは自力でやってからチェーン展開としての土台を作ることが重要だと考えた。」と社長が語っています。
メニューは、寿司を中心とした海鮮系が中心で背反の商品が299円という設定。寿司を中心に品揃えをしている点は共通してますが、商品そのものは回転寿司で提供されているものとは異なっています。
ネタは厚切りにしておりボリューム感を出しており、杉玉のシャリについては黒酢やバルサミコ酢を加えるなどして工夫をしています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。
他のメニューにも「飲めるサーモン」「キャビア寿司」「おでんの大根なのに天麩羅」というユニークなメニューが数多く目立ちます。
社長は「あえて不思議な名称にすることで、お客様と従業員とのコミュニケーションが生まれるキッカケになって欲しい。」と語ります。
また店舗ごとに、その地域の地酒を提供して細かい部分での独自色を差別化として提供しています。



*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。
スシローが公表した中期経営計画の中で「鮨・酒・肴 杉玉」の存在は
、2019年9月期~2021年9月期までの3ヵ年で直営・FC合わせて50店舗ほどの出店を目指しているようです。
現在の7店舗は全て直営ですが、2020年9月期からはFCでの展開も本格的に視野に入れています。
言わずと知れた「企業は環境適応業」であります。
当然、現状の回転寿司の業態そのものが未来永劫に成長発展する保証はどこにもありません。
現在の本業に余裕があるうちに、企業としての「第2の柱」を構築することは、当然の戦略であります。
スシローの手掛ける「鮨・酒・肴 杉玉」は戦略的な事業体として成長発展するか大変に興味深くなってきました。

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