2017年07月23日

ビールの販売不振からの脱却せする戦略は?

                      
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気象庁の梅雨明け宣言前から連日真夏語が続き、冷たい生ビールの画像
を見ますと、昼間でもついつい飲みたくなってしまいますね。
しかし今年もビール類の販売成績は、不振の一途を辿っています。
大手各社がまとめた1月~6月のでのビール類(ビール・発泡酒・第三
のビール)課税出荷量は前年同期比1.3%減の1億9025万3000ケース
と5年連続で最低記録を更新しています。
前年に大型新商品が発売された反動もあったのに加え、6月に安売規制
強化が政府から出され、店頭価格が上がったことも大きな要因
です。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






ジャンル別では、
ビールが前年比1.4%減の9421万1000ケースで2年振りのマイナス
発泡酒は前年比2.4%減の2636万4000ケースで2年連続マイナス
第三ビールは前年比0.7%減の696万8000ケースで4年連続マイナス
いずれも大苦戦中です。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







ビール大手各社もビール類の販売不振から脱却するために、それぞれの
企業努力を懸命に行っています。

アサヒビールは小規模醸造のクラフトビール始業を拡大しています。
ビール主力工場の茨城工場内に、クラフトビール用の小規模醸造設備を
新たに導入して、商品開発も積極的に行い9月より居酒屋などの業務店
向けにクラフトビールの外販をスタートさせます。
設備投資は約10億円、年内に東京23区で100店舗の取り扱いを目標として取り組む予定のようです。

キリンンビールは会員制宅配ビール「キリン ホームタップ」の全国展開
をスタートさせ、専用のビールサーバーを無料で家庭に設置して、月額
2900円の基本料金プラス4000円で毎月2回、工場できたてプレミアム
生ビールを自宅に直送するシステムを確立しています。
専用サーバーとできたての味で、生ビールの新しい魅力を提案します。

サッポロビールはJR新宿駅に期間限定のビアガーデンをオープンさせ
て、黒ラベル専用のビアガーデンでPRする狙いです。
黒ラベルは2015年のリニューアル以降、好調な売上推移を示しており
、黒ラベルの美味しさで勝負に出ているようです。


言わずと知れた「企業は環境適応業」です。
ビール各社も単なる商品開発して新商品投入で消費を喚起するほど簡単
な時代ではないことは十分に判っています。
生活スタイルの変化に対応した企業に転換できる企業は何処か?
試される時代となっています。













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