2017年05月09日

本格的な年功序列の崩壊/みずほ銀行

                      
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今年4月の新年度人事によるメガバンクの一角「みずほ銀行」に、史上
最年少の34歳支店長が誕生したことがネットで話題になっています。
赴任先は2011年に設立した玉川学園前支店のようです。
しかも、今回昇格した史上最年少の支店長は2008年に中途入社組であ
り、転職組の存在感が薄い銀行業界において異例の抜擢人事です。
銀行の裏部隊を描いた某番組をすぐに思い出してしまいすすが・・・・

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






「みずほ銀行」は昨年度も法人と個人両方の取引業務を受け持つ北海道
釧路支店に2003年入社、35歳の最年少支店長が誕生していました。
他のメガバンクは「法人営業を行う支店の支店長を担えるのは早くても
40代半ばからでは。」
と驚きを見せています。
2年続けての最年少支店長の誕生には、若手の早期育成と積極的登用を
意図した狙いがあり、支店長社内公募制度によるものです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






昨年5月に、みずほ持ち株会社による中期経営計画発表時に、佐藤社長
は「銀行の観光である年功序列制度を徹底的に崩す」と明言しており、
人事制度の改革の意志を示していたのでした。
狙いはひとつ、年功序列制度から実力主義に完全に転換して組織活性化
を目指し、メガバンク同士の差別化を図っていくことのようです。
もちろん影響はベテラン行員にも及んでいます。
従来は50歳前後で子会社や取引先に出向し、銀行員として「定年」を
迎えるのが慣行でしたが、今後は年齢の縛りを取り払うようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






銀行も含めて日本経済界に根付いている「年功序列制度」を思い切って
崩壊させることは時代の要請でもあり、必要だと思います。

改革には必ず賛否があり、現状維持派は副作用を指摘しています。
「年配の中小企業経営者が自分の子供や孫に近い年齢の支店長に対して
デリケートな問題(相続・事業継承)を相談するだろうか?」
確かに一理あるとは思います。

今後、メガバンクを含めて「年功序列制度」の廃止がどのように進むのか大変に注目されると思います。












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