2016年09月05日

企業を取り巻く経営環境の激変戦略

                      
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時代の変化・企業を取り巻く環境変化が激変しており、つい民間に企業
『人事評価』にスマホアプリが活用される時代になってきました。
岐阜県大垣市に本社がある西濃運輸がゲームをしながら、昇給・昇進に
連動する社員教育用スマホアプリゲームの「SEINO QUEST~
伝説を運ぶ者たち~」を開発したと発表されました。
ゲームをクリアするたびに仕事に関する知識が学べる仕組みで、達成度
合いは『人事評価』の材料になるそうです。

*第87回都市対抗野球の西濃運輸の応援団の画像を活用しました。





ゲームは、世界に災いをもたらす宝箱から出現した悪魔に取りつかれた
国を救うために冒険の旅に出る男の物語。
西濃運輸が社員に教えている理念や一般道路の法定速度などの交通規則
に関するクイズに正解するとバトルモードへ移行して、さまざまな敵を
倒して経験値を上げて行くケーム。
集めたコインでアイテムをグレードアップさせるなど通常のゲーム仕様
に設計されているようです。


*第87回都市対抗野球の西濃運輸の応援団の画像を活用しました。





クイズは全800問あり、ゲームを進めていくたびに仕事に関する知識
を学べるのが特徴であり、最終バトルの65面をクリアすると、悪魔に
捕まっていたセイノーホールディングスの田口義隆社長を救い出して、
完結となります。

このゲームはセイノーホールディングス輸送グループ会社のドライバー
2万7000人が対象であり、ゲームをしているかどうかを人事部にて
把握し、昇給や昇進の判断材料のひとつにする方針のようです。


時代や環境の変化に適応させなければ、行き残れないのが企業経営です
が、このニュースを聞き、時代が大きく動いているのを実感します。







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2016年09月03日

環境に合わせた電子商取引スタート/ドン・キホーテ

                      
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先日、私のブログにて『快進撃が続く小売業の戦略/ドン・キホーテ』
の記事を書きましたが、またま新たな「新サービス」を導入することが
社長のインタビューで判明しました。
商品を1~2時間程度の短時間で配送を行う国内向けの新たな電子取引
(EC)サービスを、早ければ年内に導入する方針のようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





国内向けの電子取引(EC)は今までは「付けまつげ」等の一部の商品
に限定されていましたが原則、全商品に拡大する方針のようです。
商品をインターネットで注文して店舗から近い距離であれば、1~2時間
程度の短時間にドンキの従業員が配送する計画です。
当初は一部の店舗で試験的に行い、サービスを拡大する予定です。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





電子取引(EC)の決済は電子マネーを使用し、家具やTシャツなどの
色やデザインまでスマートフォンを使って選べるサービスを導入ゅする
予定も発表されました。
また、訪日外国人が帰国後にネットを介して商品を注文し、各国に配送
する電子商取引(EC)も順次、導入する予定のようです。

「日本製の化粧品や日用品などを、帰国後に追加で買いたいという要望
は大変に強かったので対応する予定です。」
と語っています。
訪日外国人の購入傾向は高額品から消耗品に移行している環境を捉えて
「購買動向の変化に対応し、今後は医療品などの品揃えも強化して行き
ます。」
と環境に合わせる方針も語っています。

6月現在、341店舗を2020年までには500店舗に拡大する目標も
掲げており、店舗の建設費が高騰している現在では、出店の8割程度を
大手スーパーが閉鎖した跡地利用を「居抜き物件」対応する予定です。

ドンキホーテが小売業の覇権を握る日も近いかも知れません。













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2016年09月01日

カラオケ「シダックス」が大量閉店

                      
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カラオケ大手チェーン店「シダックス」が、8月末に44店舗を一斉に
閉店することがニュースとなりネットでは話題騒然となっています。
同社は今年4月から断続的に閉店を行っており、この8月までに全国で
合計52店舗の閉店するとのことです。
カラオケ亜宛チェーン店「シダックス」に何がおきているのか・・・

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。




閉店する店舗の中には2004年に渋谷区に開業した、本社機能が置かれ
ている「渋谷シダックスビレッジクラブ」も含まれています。
本社機能は現状のまま残して、空いたフロアは賃貸などの検討を予定し
ているようです。
渋谷シダックスビレッジクラブは2004年に出店、会社のWebサイトに
は「本社を新宿から流行の発信地である渋谷に移転し、本社だけでなく
各子会社、レストランカラオケ、スペシャリティレストラン、イベント
ホールが同居した、本社と現場が一体化した“渋谷シダックスビレッジ”
が完成しました」と誇らしげに記載してあります。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。




いまでこそカラオケ店のイメージが強い「シダックス」ですが、元々は
1959年に富士フィルムの社員食堂請負から始まった会社であり、現在
でも社員食堂や病院食堂、関連の食材配送などの「食堂受託運営」事業
が売上の大半を占めています。
1991年に、それまで運営していたファミレスを改装してカラオケ店に
実験参入し、1993年に現在のカラオケ事業を展開する「シダックス・
コミュニティー」を設立して本格参入した経緯があります。
そして1990年代後半から2000年に掛けて爆発的な「カラオケブーム」
が到来して事業を一気に拡大、2004年には300店舗に達して2007年に
はカラオケ事業単体で売上高600億円、利益率10%を超えグループ全体
の売上・利益に大きく貢献していました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。




しかし、隆盛は継続的なものではありません。
事業・企業は「環境適応業」であり、時代時代の環境に合わせて行くこ
とが必要不可欠なのですが、その流れに乗れなかったようです。
シダックスのカラオケ事業の戦略は「郊外型大型店舗」でした。
当初は高収益を上げていましたが、カラオケブームの終焉に加え低価格
カラオケの店舗が台頭して、収益管理等の見直しをせず旧態依然とした
「どんぶり勘定経営」を行っていたことが大きな要因のようです。
また暇な時間帯に不要なアルバイトが大勢在籍していたことも収益悪化
を引き起こした大きな要因のようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。




2016年3月期にはカラオケ事業は売上高307億円と最盛期の半分以下。
利益も前年度の約15億円の黒字から、約21億円の赤字に転落するほど
、目を覆いたくなるような凋落ぶりでした。

カラオケ事業の低迷に直面したシダックスでは、2016年3月末に同事業
の資産約25億円の減損させ、収益性が悪化した店舗約100店舗を別の子
会社に移し、同社株式の65%を外部の取引先に譲渡しています。

カラオケ業界の現在は、業務用通信カラオケハステム「DAM」を販売
する第一興商グループの「ビックエコー」が業界のトップです。
残念ながらシダックスは第2位クラスになり、今年3月時点269店舗か
ら200店舗まで目減りして、存在感はかなり低下しています。

会社側は「カラオケ事業の撤退はない」と明言していますが、グループ
全体の売上構成比においても2割程度まで落ち込んでおり、事業全体の
利益の足を引っ張っていることも事実です。

さぁ、カラオケ業界トップに君臨していた「シダックス」は大きな転換
期を迎え事業の再生をはかれるのでしょうか・・・・












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