2016年09月17日

「カップヌードル謎肉祭」の販売休止の謎

                      
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日清食品は「カップヌードル」の発売45周年を記念した企画商品とし
「カップヌードルビック“謎肉祭”肉盛りペッハーしょうゆ」を今月の
12日より売り出しましたが、わずか3日間で販売を一時休止することを
発表しました。 発売から3日間での休止は異例のことです。
原因は当初1ヶ月分と見積もっていた在庫が3日間で底を突き、供給が
追い付かないと判断して販売の休止に踏み切ったようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





同社によりますと当初の販売予定を大幅に上回り、十分な供給量を確保
できない状況になったため、小売店には若干の在庫があるようですが、
同社からの出荷は停止となります。
なお今後については「十分な供給体制を確立した上で、2016年10月下
旬をメドに販売を開始できるよう鋭意努力してまいる所存です。」
との
コメントを発表しています。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






今回発売の「カップヌードルビック“謎肉祭”肉盛りペッハーしょうゆ」
はカップヌードル誕生45周年を記念して発売された新商品です。
長年にわたり消費者に、得体のしれない「謎肉」として親しまれてきた
「味付豚ミンチ」が通常のカップヌードルビックの10倍以上も入って
いる商品として、発売前からネット上では話題でした。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






日清食品は今年からテレビCMで「ビートたけし」さんや「小林幸子」
さん達を起用し、インパクトの強いメッセージを送っています。

マーケティング戦略では時々、使われる施策ですがマーケット(市場)
に供給する商品を、あらかじめ少なく供給してマスメディアなどを活用
して「売り切れ状況」を消費者に強く認知させ、第二弾の販売にて大量
に販売する手法があります。
最近では、第二弾の販売でも「マーケットの半分程度」の供給をすると
消費者は常に「欲しい」「買いたい」「何とかして手に入れたい」とい
購買意欲を喚起することができます。
これを「希少価値の法則」と呼びます。


日清食品が狙っているか、どうかは別として10月下旬に販売を再開した時には「カップヌードルビック“謎肉祭”肉盛りペッハーしょうゆ」は、大ヒット商品となるでしょう。

















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