2016年09月01日

カラオケ「シダックス」が大量閉店

                      
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カラオケ大手チェーン店「シダックス」が、8月末に44店舗を一斉に
閉店することがニュースとなりネットでは話題騒然となっています。
同社は今年4月から断続的に閉店を行っており、この8月までに全国で
合計52店舗の閉店するとのことです。
カラオケ亜宛チェーン店「シダックス」に何がおきているのか・・・
カラオケ「シダックス」が大量閉店
*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。




閉店する店舗の中には2004年に渋谷区に開業した、本社機能が置かれ
ている「渋谷シダックスビレッジクラブ」も含まれています。
本社機能は現状のまま残して、空いたフロアは賃貸などの検討を予定し
ているようです。
渋谷シダックスビレッジクラブは2004年に出店、会社のWebサイトに
は「本社を新宿から流行の発信地である渋谷に移転し、本社だけでなく
各子会社、レストランカラオケ、スペシャリティレストラン、イベント
ホールが同居した、本社と現場が一体化した“渋谷シダックスビレッジ”
が完成しました」と誇らしげに記載してあります。
カラオケ「シダックス」が大量閉店
*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。




いまでこそカラオケ店のイメージが強い「シダックス」ですが、元々は
1959年に富士フィルムの社員食堂請負から始まった会社であり、現在
でも社員食堂や病院食堂、関連の食材配送などの「食堂受託運営」事業
が売上の大半を占めています。
1991年に、それまで運営していたファミレスを改装してカラオケ店に
実験参入し、1993年に現在のカラオケ事業を展開する「シダックス・
コミュニティー」を設立して本格参入した経緯があります。
そして1990年代後半から2000年に掛けて爆発的な「カラオケブーム」
が到来して事業を一気に拡大、2004年には300店舗に達して2007年に
はカラオケ事業単体で売上高600億円、利益率10%を超えグループ全体
の売上・利益に大きく貢献していました。
カラオケ「シダックス」が大量閉店
*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。




しかし、隆盛は継続的なものではありません。
事業・企業は「環境適応業」であり、時代時代の環境に合わせて行くこ
とが必要不可欠なのですが、その流れに乗れなかったようです。
シダックスのカラオケ事業の戦略は「郊外型大型店舗」でした。
当初は高収益を上げていましたが、カラオケブームの終焉に加え低価格
カラオケの店舗が台頭して、収益管理等の見直しをせず旧態依然とした
「どんぶり勘定経営」を行っていたことが大きな要因のようです。
また暇な時間帯に不要なアルバイトが大勢在籍していたことも収益悪化
を引き起こした大きな要因のようです。
カラオケ「シダックス」が大量閉店
*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。




2016年3月期にはカラオケ事業は売上高307億円と最盛期の半分以下。
利益も前年度の約15億円の黒字から、約21億円の赤字に転落するほど
、目を覆いたくなるような凋落ぶりでした。

カラオケ事業の低迷に直面したシダックスでは、2016年3月末に同事業
の資産約25億円の減損させ、収益性が悪化した店舗約100店舗を別の子
会社に移し、同社株式の65%を外部の取引先に譲渡しています。

カラオケ業界の現在は、業務用通信カラオケハステム「DAM」を販売
する第一興商グループの「ビックエコー」が業界のトップです。
残念ながらシダックスは第2位クラスになり、今年3月時点269店舗か
ら200店舗まで目減りして、存在感はかなり低下しています。

会社側は「カラオケ事業の撤退はない」と明言していますが、グループ
全体の売上構成比においても2割程度まで落ち込んでおり、事業全体の
利益の足を引っ張っていることも事実です。

さぁ、カラオケ業界トップに君臨していた「シダックス」は大きな転換
期を迎え事業の再生をはかれるのでしょうか・・・・












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