2016年09月13日

外食産業が低価格路線にシフト/前編

                      
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消費者の節約志向の高まりが顕著に表れており、外食産業が低価格路線
へのシフトが高まっています。
過去のデフレ経済の「超優良企業」である日本マクドナルドが今月12日
より、400円のランチメニューを投入することを発表しました。
新たなランチメニューの名前は「バリューランチ」 。  平日10時30分
から14時までの時間限定で割安な値段で販売するようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





マクドナルドの目玉となるのは「コンビ」と呼ばれる「ビックマック」
>「チキンフィレオ」
などのハンバーガーとドリンクSサイズをセット
価格にて400円で提供します。
「ポケモンGO」との連携で少しは客足が戻ってきているようですが、
期間限定の感は否めない状況で起死回生策となり得ますか。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。




一方、外食産業の中心的存在のファミレス業界では「すかいらーく」の
社長が「昨年の12月頃から消費者の状況が一変した」と話し、将来の
不安からか若年層の消費意欲が低下しているようです。
年末からの株安傾向から高付加価値路線を支えてきたシニア層も消費に
慎重となっていることが大きな要因のようです。

ファミレス業界は2013年ごろからアベノミクスによる景気拡大路線に
乗り、高価格帯のステーキを中心として客単価を上げ、売り上げを伸ば
してきました。
しかし、消費者の節約志向が高まる中で高付加価値商品は行き詰まり、
客数が減少して売上にも影響が出てきました。
ファミレス各社は今年に入り、低価格路線商品投入に動き出し、消費者
の呼び戻しに躍起になっているようです。

すかいらーグループ「ガスト」は今年7月既存店売上高は9ヵ月ぶりに
プラスに転じましたが8月は6.5%減と大幅マイナスとなっています。



次回は「外食産業が低価格路線にシフト」の後編をお届けします。








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