2012年09月06日

日本の国際競争力、10位に後退

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大企業が加盟する世界経済フォーラムは、世界144カ国・地域を対象と
した「2012年度版世界競争力ランキング」を発表しました。
日本の総合順位は10位と前年度より1ランク後退しましまた。
政府債務残高に関する評価が前年に続き最下位になったほか、東京電力
福島第1原発の事故に伴う電力供給不安が影響したようです。
首位はスイスが4年連続で堅持しており、アメリカは前年の5位より7位
へとランクを下げています。
*インターネットよりランキング表を抜粋させていただきました。



国際競争力ランキングの順位はは、国の競争力を生産性の観点から分析
して、マクロ経済情勢、金融市場、技術革新性などの分野について評価
されランキングされているものです。
日本は「発明性」「製造プロセスの先進性」「国内サプライヤー数」
どが首位となり、製造業の強さを裏付ける結果となりました。

一方では「国内総生産(GDP)比の政府債務残高」が最下位となり「日本
のマクロ経済の環境の深刻な弱点」
と指摘を受けています。
福島原発事故を受けた国内原発の運転停止措置を踏まえ、電力供給では
前年の17位から36位と大幅に順位を下げました。
アジアでは韓国が前年の24位から19位へ浮上、中国は26位から29位へ
と後退しています。

予想していた結果とはいえ、日本の順位が下がったのは残念です。
皮肉なもので、国内生産から海外生産へ生産拠点のシフトが急速に進ん
でいる製造業が国際競争力を支えているという結果になりました。
国内での「モノづくり」を何としても残して行かないと、将来の日本の
国際競争力は後退し、国自体も衰退しかねません。

日本の将来を見据えた「国家成長戦略」に期待するしかないですね。









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