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2016年03月16日
年金減額を閣議決定/株価下落の責任は?


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2月15日の衆議院予算委員会で、安倍首相が年金資金についての質問に
対して驚きの回答があり、私達の老後の年金が危機的状態に陥っている
ことが見えてきました。
質問は「株価が下落してGPIF(年金積立金運用独立行政法人)の運用
が悪化したときは、年金の給付額が現在より減額されることはあり得る
のか?」という質問に対し、安倍首相は「想定の利益が出ないなら当然
支払いに影響する。給付に耐えれる状況にない場合は、給付で調整する
しかない」と驚きの回答をしました。
実はこのGPIFは、安倍政権の下で資産運用の見直しを行っており、
2014年10月には株式への投資比率を、それまでの24%から50%に倍増
させており、株価変動で年金原資が大きく変動するリスクを抱えるよう
になっています。
この見直しの結果、昨年の7~9月のわずか3ヶ月間で7.8兆円の運用
損失を出したことは、ほとんど知られておらず今年になって更に8兆円
程度の株価損失を拡大しているとの推測も出ています。、

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。
冒頭で安倍首相の年金問題での回答をご紹介しましたが、現状での株価
状況は中国経済の失速や原油価格の下落などの外的要因で変動するため
国内だけではコントロールすることはできません。
それなのにアベノミクス成果を演出するかのような極めて政治的な目的
のために、株式投資の比率を増やして国民の年金リスクを高めるとは
言語道断の政権運営であります。
しかも、安倍首相を含めて“誰も年金運用の失敗の責任をとらない”との
仕組みになっているというから呆れてしまいます。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。
そして予想通り3月11日には、閣議で前述の公的年金を運用しています
GPIFの組織の見直しや、年金支給額の伸びを物価や賃金の上昇より
低く抑える『マクロ経済スライド』を強化することを盛り込んだ年金制度改革の関連法案を閣議決定しました。
つまり簡単に言いますと運用の失敗による年金の減額です。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。
夏には参議院選挙もありますので、法案を閣議決定しておいて、選挙後の秋以降に法案成立をさせるという、いかにも政治家が考えそうな国民を欺く政治のやり方にも失望しています。
こんな無責任で国民から搾るだけ搾り取る安倍政権を放置しておいていいのでしょうか・・・・・
ネットでこんなことが囁かれていました。
『年金改革法案』なんて笑わせるな。
『年金損失帳尻合せ法案』だろ。
納得です。

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