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2015年02月04日
プロ野球球団運営に異変/後編


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前回の記事で「カープ女子」を中心とした野球場の雰囲気が一変した、
「プロ野球球団運営に異変」を投稿させていただきました。
本日は球団運営を含めた環境変化への対応する「マーケティング戦略」
の内容をを中心とした後編をお届けします。
「カープ女子」については前回お届けした通りです。
昨年度の公式戦中には「カープ女子四天王」という言葉も誕生しており
一大ブームとなり、流行語にもノミネートされました。


*関連写真をインターネットより抜粋させていたたきました。
プロ野球の業界も10年前にホリエモンの球団買収の話題や、再編問題を
機に当時のサッカー「Jリーグ」の地域密着へと大きく動きました。
その中で以前より地域密着戦略を展開していたのが、広島東洋カープの
球団としての経営戦略でした。
実は広島東洋カープは、2013年12月まで39期連続の黒字経営という
プロ野球の球団経営では珍しい健全企業経営を行ってきています。
2014年12月の決算が黒字ならば40年連続黒字の超優良企業なのです。
12球団唯一の独立採算制をとっており、他球団のように親会社が宣伝部
門と位置付けて、赤字を補填してくれる体質がありません。
そのため球団経営はシビアであり、選手の年俸総額(人件費)を抑えて
おり、年俸が高騰した選手は次々と放出してきました。
従って1991年のリーグ優勝を最後に12球団で最も長い期間、優勝から
遠ざかっている球団でもあります。

*関連写真をインターネットより抜粋させていたたきました。
2009年に本拠地をマツダスタジアムが新たにオープンしたのを機に、
球団が強化した経営戦略は「女性ファンの取り込み」と「販売グッズ」
の強化でした。
2011年頃からスポーツ紙では広島東洋カープに女性ファンが増えてい
ることは報じられるようになり、女性ファンの増加と伴ってグッズ等の
売上も急増してきました。
何と昨シーズンは選手の年俸総額に匹敵する約20億円のグッズ売上が
実績として残っているようです。
プロ野球という経営環境において、親会社から支援を受けられないと言
う不遇の環境にも負けず「地域密着戦略」や「ターゲット戦略」の大き
な改革を実施してきた広島東洋カープの今後の活躍に期待します。

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