2013年06月24日

『マルちゃん正麺』大ヒットのヒミツ

                      
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昨日、記事にしました『ラーメン業界の革命/マルちゃん正麺』の続編
として本日は、大ヒットのヒミツを記事にします。
なぜカップより手間と時間の掛かる『袋めん』が、この時期に大ヒット
したのでしようか・・・・
発売1年間で2億食、1年半弱で3億食の販売は業界では超大ヒットと
して業界関係者も当事者(東洋水産)も驚いています。
*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。



インスタントラーメンは本来、しっかりとした「食事」というより小腹
が空いたとき、素早く空腹感を満たす「軽食」として活用するのが一般
的であったのです。 スナック感覚が強かったといえます。
主婦が昼食時に食べたり、子供がおやつ代わりに食べたり、小腹が空く
深夜に食べたりするのが代表的な活用方法でした。

このような簡単便利なスナック菓子的な活用を打破したのが、今回発売
された『マルちゃん正麺』でありました。
東洋水産の関係者によれば「極端な話をすれば、夕食に出しても家族が
起こらない美味しい食事」
をコンセプトとして目指していました。
ブランド名も『正麺』という聞き慣れないネーミングも、インスタント
ラーメンでありながら、本来の麺の味が楽しめる商品であることを印象
づけるネーミングを採用しています。

商品開発にも、5年間の研究開発期間を費やし『生麺うまいまま製法』という独自の製造手法も創りだしました。
この製法で作られた麺は、歯切れのよい腰があるツルンとした滑らかさ
を兼ね備えた業界では注目の製法であります。

また、現在4種類の味を提供していますが「醤油味」「塩味」は中太麺
「味噌味」は太麺「豚骨味」は細麺を使用し、それぞれのスープの味
に合った麺を採用しています。
製造工程の効率化を考慮すれば非効率であるが、あえて『正麺』と名づ
けた味へのこだわりを商品化しています。
そして今季は季節に合わせた『マルちゃん正麺 冷やし中華』が発売に
なり、更なる消費者獲得を目指しています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。



地元人気ラーメン店、中華料理店などに足を運び『美味しいラーメン』
を食べることを家庭でも。と本当に満足できる食事として『袋めん』を
追求した東洋水産に今後も注目したいと思います。










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Posted by 戸塚友康 at 10:35 │優良企業の戦略

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