2012年10月14日

アサヒVSキリン「清涼飲料水」での戦い

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ビール市場で熾烈なシェア争いを繰り広げているアサヒとキリンが次は
清涼飲料水でも戦いを演じています。
今まで清涼飲料事業では下位集団で赤字続きのアサヒが今月、カルピス
を買収して国内シェアでは第3位に躍進しました。
一方、国内シェア5位に転落したキリンは組織改編で巻き返しを図って
いるとの情報があります。


*インターネットよりCM画像を抜粋させていただきました。



アサヒ飲料といえば、数年前まで赤字続きで事業売却の噂まで乱れ飛ん
でいた弱小企業でした。
躍進の原動力(戦略)は何といっても「経営資源を三本柱に集中させた」
ことが大きな要因であると菊池社長は語っています。
三本柱とは缶コーヒー「ワンダ」、ブレンド茶「十六茶」「三ツ矢サ
イダー」
の飲料水を指しています。
この3ブランドに営業活動や宣伝広告などの経営資源を集中させ、特に
缶コーヒー「ワンダ」は、弱かった若年男性層の開拓を狙いAKB48を
テレビCMに起用し、シェアを伸ばしています。

また、100年以上の歴史を持つ『ブランド再開発』もヒットしました。
もともとアサヒピールが料飲店向けにのため卸していた業務用炭酸飲料
「ウィルキンソン」を量販店向けへのペットボトル化したところ、これ
が大ヒットし、売上は前年対比64%増となっています。



少子高齢化で国内マーケット(市場)が縮小傾向の中、飲料メーカーが
12社も乱立する現在、ビール2強の対決激化が業界再編成のの可能性を
秘め、今後の飲料水メーカーの戦略がとても楽しみです。












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Posted by 戸塚友康 at 09:17 │戸塚友康コラム

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