経営コンサルタント 戸塚友康 の推進力ブログ! (株)ビジネス・サポートコーポレーション
経営コンサルタント 戸塚友康 のブログです。豊田市と浜松で経営者の学びの場「成果塾」を企画運営。
2013年02月23日
顧客満足から顧客感動経営の実例/浜松成果塾

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大変に遅くなりましたが、今年1月に開催した第8回『浜松成果塾』の
様子と内容を記事にします。
第8回のテーマは『顧客満足と顧客感動の違い実例』

テキストに沿って内容をお話ししますと
Ⅰ.10年前のアメリカ
①10年ぐらい前から企業の成長スタイルが変わってきた。
a.ターゲット者の企業哲学「お客様の時間を大切にする」
b.フィラデルエキスプレスの配達革命
②当時、米国ではサービスが注目されていた。
a.ウォルマートのサービス
b.ノードストロームのサービス
c.ホテルエンパシーのサービス
③使用後の満足まで保障する時代になってきた。
Ⅱ.サービスが伝説になる時
①ノードストロームの接客姿勢が牧師のテーマとなったていた。
②企業が顧客を失うケース
*従業員の無関心な態度が68%
③苦情の原則&法則
*不満がある顧客の4%は苦情を言う。96%は黙って去る。
④優秀な従業員はリーダーの行動を判断する。
⑤サービスが伝説になる時
*顧客へのエクセレントサービス(期待以上)を継続するとき。
Ⅲ.日本のサービスの現状
①本屋のお取り寄せサービスの遅さ。
②病院の検査結果のサービスは症状は無関係。
③月末の支払日が集中する時の銀行のサービス。
④コンビニ店員の接客姿勢&態度・言葉遣い。
⑤高額な住宅購入後の対応サービスは?
⑥ロードサービスの対応のスピード。
⑦市役所・官庁などの対応姿勢は高圧的?
⑧広い売場の家電ショツプ・ホームセンターでの店員。
*日本はサービスと言うには全く遅れている。
*顧客が求めているものとギャップが大き過ぎる。現実。
などの話を真剣に聞き入る塾生の皆さんです。
心当たりが多い実例で、判りやすく説明をさせてもらいました。



Ⅳ.顧客満足・不満足の構造
①顧客の再購入率と離脱率。
②顧客の期待感⇒麗か⇒結果。
③サービスの特性。
④サービスの結論
*顧客へのサービスにはバラツキが多く、標準化しにくい。
Ⅴ.顧客満足を具体的に構成
①顧客感動から激怒までの構成イメージ(図形化)
②不満足の中身 = クレームとコンプレイン。
③顧客のコンプレインに耳を傾ける。
④顧客の何気ない一言をキャッチする仕組み。
Ⅵ.感動するサービスの実例
①和菓子のモデル店といわれるK社の地域貢献サービス。
②関東〇〇県にあるJ社の従業員からお客様への贈り物。
③業界の常識を破った東京のスーパーマーケットO社。
④消費者の立場にたっているK書店。
⑤住宅産業の中で積極的にクレームに取り組むP社。
⑥顧客本位で洋菓子の製造販売を行っているT社。
⑦買った商品が気に入らない。のみで返金するK社。
⑧お一人様の宿泊を大歓迎するビジネスホテルY社。
以上の内容をお話しして、参加者の各々の企業さんのサービスの現状を
改めて見直していただきました。
今回の『浜松成果塾』で皆さんに気づいて欲しかったのは、事業を
自分達の都合で実施している
部分が多くないか?
100%お客様の都合に
合わせているか?
を再度、見直す必要性を問いただしました。
厳しいデフレ時代が続いていますので、環境変化として
『サービスは確実に進化していますよ。』

ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。
Posted by 戸塚友康 at 12:19
│浜松成果塾
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