2013年02月25日

『男性不況』の時代が日本を変える

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昨年あたりから『男性不況』という言葉をよく耳にします。
男性不況とは男性向きの仕事が減り、女性向きの仕事が増えた結果とし
て、労働力を中心として『男性の価値』が相対的に低下した状況のこと
を指しているようです。
どうして『男性不況』の事態に陥ってしまったのでしょうか・・・





最近、書店で見つけた『男性不況「男の職場」崩壊が日本を変える』
著者である永濱利廣さんの中より抜粋します。
「円高対策やコスト削減のために製造業が海外生産へとシフトし、男性
を必要とする国内の職場や工場などが減少しているのが主要因です。そ
のせいで男性の雇用が減り、男性失業率が上がってしまいました。一方
少子高齢化に伴い、病院や介護施設などの医療・福祉系の求人が大幅に
増えています。これらの現場は女性が主戦力であるので、労働市場にお
ける女性の需要が高まっているのが実態です。」
 と語っています。

これに拍車を掛けているのが過去に年間10兆円を超えていた公共事業
に掛ける予算が、平成24年度では4兆円台まで落ち込み、建設業関係
の雇用減少も大きな要因のようです。

*インターネットより関連写真を抜粋して掲載してます。



さらにデフレ不況の影響で企業側が正規雇用を避け、非正規雇用を選択
して低所得の男性が増加した結果、結婚相手としての男性の地位も低下
し、未婚率が上昇、少子化にも拍車が掛かる。といった『男性不況』
よる日本全体の社会システムに弊害が出ていると警告しています。

草食系と呼ばれる男性が増えてきていますし、本来「女性向き」といわ
れている福祉系の仕事に男性が参加する事も解決策でしょうが、根本的
な対策は、製造業や建設業の雇用を増やすことが不可欠だと思います。

そのためには安倍首相が政策として掲げている「デフレ脱却」「円安」
が必要不可欠であり、男性の雇用を復活されることが望まれます。
男女平等も大切なのですが、男性受難の時代が早く終わらないと日本の
国力が失われて行く気がします。




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Posted by 戸塚友康 at 09:33 │戸塚友康コラム

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