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2019年02月19日
ガム業界大幅な衰退/環境変化 後編


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前回の投稿で「ガム業界大幅な衰退/環境変化 前編」をお届けしましたが、本日は後編で業界衰退の要因と時代背景を分析します。
ガムの売上は2004年のピークから2017年に掛けて約半分になったことは前編で記事にした通りです。
「ガムが嫌いになったというよりも、何となく買わなくなった」という分析をしているのは国内最大手のロッテの広報担当者です。
口の寂しさ解消、眠気覚まし、気分転換、口臭防止などの様々な用途があり、テレビCMでは「お口の恋人」とまで言われていたガムの存在感が薄れた要因・時代背景は何だったのでしょうか。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。
コンビニの陳列を見て判るのは「グミ」や「ミント」「タブレット」などの代替品の普及は大きな影響を受けていることは間違いありません。
そして大きな要因に上げられているのが、コンビニのカウンター珈琲の存在です。 以外に思われるかも知れません。
用途を考えていただければ、コンビニのカウンター珈琲もガムと同様の「ついで買い」の代表例であり、仕事中の気分転換、運転中の眠気覚まし等、値段や利用目的、用途がガムと同様な部分が多いのです。
口臭対策としての用途もミント、タブレットの他に昼食後に歯磨きをする人が増えて口臭対策の用途が激減したこともあるようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。
そして最も意外な「競合相手」がスマートフォンという分析結果もあります。 この「競合」には驚きましたが用途が重なっていました。
日本で急速にスマホが普及したのが2011年頃からであり、ちょうどガムの需要が減少した時期と重なります。
つまり「暇つぶし」の道具がガムからスマホに移行したという専門家たちの見方があるようです。
ガム業界も不振を脱却するための施策として「歯の健康」を前面に打ち出した「キシリトール」シリーズの商品開発や、イチョウ葉抽出物を配合した「記憶力を維持するガム」などの新しい用途を探すことに注力し、ガム離れした消費者の獲得に懸命です。
今後のガム業界の戦略に注目です。

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