2016年11月05日

三菱自動車が主要メーカー最下位に転落

                      
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たび重なる燃費不正問題で揺らいでいます三菱自動車は、2016年度の
販売台数で富士重工業に抜かれ、国内主要メーカー7社の中で最下位に
転落する見通しであることが判明しました。
三菱自動車の国内最下位転落は1970年の創業以来初めてです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





三菱自動車の2015年度の世界販売台数は104万8000台で第6位であり
富士重工業95万8000台で第7位でした。
ところが10月28日に燃費不正問題が明るみに出てから、国内での販売
一時停止や新興国販売の景気低迷など失速し、今年度の世界販売見通し
を前年比11%減の93万3000台に修正しました。
一方、富士重工業は米国販売が好調に推移してあり今年度は11%増加
の106万2000台になる見通しを発表しています。
富士重工業の100万台突破は史上初の快挙を発表しています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





三菱自動車は1990年代半ばまでトヨタ自動車、日産自動車、ホンダに
続く国内販売の第4位のグループに位置していました。
しかし、1990年代後半・2000年代前半のリコール隠しの影響で販売が
激減し、第4位の座を競り合ってきたスズキに大きく水をあけられた上
に2000年代後半にはマツダにも抜かれていました。
現在の三菱自動車は、10月に出資を受けた日産自動車の傘下にて急速な
経営体質の立て直しを進めている真っ最中です。

そして先月、日産自動車トップであるカルロス・ゴーン氏が三菱自動車
の取締役会長候補に選出され、就任が確実視されています。
三菱自動車は現在、益子修氏が会長兼社長職を務めていますが、会長職
のみをカルロス・ゴーン氏に譲ることになる見通しです。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






三菱自動車の発行済み株式34%を日産が取得しており、日産が筆頭株主
となっていますので三菱に役員を送り込むのは当然ですが、日産自動車
CEO(最高執行責任者)のカルロス・ゴーン氏が会長を兼任するのは
極めて異例なケースです。

三菱自動車からの要請に基づいて、会長職に就任することを記者会見で
発言していましたが、この人事案は狙いは・・・・・・
記者会見でカルロス・ゴーン氏は「三菱自動車を再生させるのは、あく
まで益子修社長である。私の役割は三菱の透明性担保することであり、
株主の利益を守ることである。」と語っています。

三菱自動車がV時回復を描けるか大変に注目が集まります。



















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