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2015年09月29日
山崎製パンの「添加物」の真相は? 前編


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剛力彩芽さんのテレビCMでお馴染みの「ランチパック」を始めとした
国内製パン市場で約4割のシェアを誇る山崎製パン。
ネット上では「ヤマザキパンは大量の添加物を使っているから常温でも
カビが生えない」とか「発がん性物質の臭素酸カリウムを使っている」
などの批判を見かけますが、実態はどうなのでしようか・・・・

*インターネットで関連写真を抜粋させていただきました。
山崎製パンがネット上でやり玉に挙がったのは、平成20年に出版された
『ヤマザキパンはなぜカビないのか』の出版に端を発しています。
同書は国内メーカで唯一、山崎製パンだけが「臭素酸カリウム」を使っ
ていることを問題視し、他社に比べヤマザキパンがカビにくいのは臭素
酸カリウムの使用と関係している可能性がある。と指摘しています。
ここで「臭素酸カリウム」とはどんな物質か。小麦粉処理剤として日本
で認められている食品添加物なのですが、海外では米国は使用を認めて
いるがEU諸国は使用を認めておらず、賛否両論があるようです。
ラットで発がん性が認められ、国際がん研究機関による発がん性リスト
では「グループ2B(人に対して発がん性があるかもしれない)」に分類
されています。 ちなみにコーヒーやワラビもグループ2Bです。

*インターネットで関連写真を抜粋させていただきました。
添加物を不安に思う人が問題とする発がん性物質は、「ある」か「ない」
ではなく、どれだけの量が食品に含まれているかで考える必要があり、
「臭素酸カリウム」はパンとして焼かれると分解されて、ほとんど残量
しないことが確認されており、厚生労働省は平成15年にパンの残留を
高感度の分析法で確認しており、使用量を制限して使うことを認めてい
ます。 山崎製パンはこの基準を遵守してきました。

*インターネットで関連写真を抜粋させていただきました。
小麦粉とバターなどで作る自分の家で焼いたパンはカビやすい。
ヤマザキパンがなかなかカビが生えてこないのは「大量の添加物(保存
料)を使っているに違いない。」と疑いの目を向ける人が依然、多いの
ですが反論する科学者もいます。
「保存料を使わなくても工業的に無菌的な環境で製造されたパンは、数
日ぐらいの日持ちは当然。家庭で作ったパンがすぐカビるのは、一般家
庭の台所はパン工場より汚いから。」と説明しています。
パンにカビが生える最大の原因は人間による汚染であり、同社はパンを
焼いた後の工程を完全に自動化しており、人の手が触れないようにして
います。
ヤマザキパンがカビにくいのは「衛生環境に十二分に配慮した工場で作
られいるから」というのが真相のようです。
前出の本が指摘するような事実はないようです。
それにもかかわらず、ネット上では本を信じて、同社のパンの危険性を
あおる情報が氾濫しています。
次回は真相・確信に迫りたいと思います。

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