2014年06月18日

外食産業“ファミレス呑み”がブーム

                      
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4月からの消費税増税の影響なのか、外食産業が元気がありません。
その中で外食産業の中で「ファミレス」が好調に推移しています。
日本フードサービスが5月末に発表しました、今年4月以降の外食産業
の売上高を見てみますと「ファミレス」業態は約5%の売上増と大健闘
しているのが数字で表われています。





*関連写真をインターネットより抜粋させていただきました。




4月より消費税が増税されたにもかかわらず、なぜ「ファミレス」業界
は売上を伸ばしているのでしようか。
私なりの分析では「デフレ時代に体験した安売りを止め、高級路線への
メニュー変更が大きい要因」
なのではないでしょうか。
高級路線とは高いだけではなく、従来の高級食材・本物志向の食材等を
使用したメニューを“それなりの価格”で割安感を演出していることが、
最重要なマーケティング戦略
と位置づけたことです。


マーケティング戦略で重要に戦略のひとつをご紹介しますと、居酒屋の
顧客を獲得することに成功したことが挙げられます。
わざわざ居酒屋に入って呑まずに「ファミレスでサクッと呑む」ことに
仕掛けをしていることが当たっているようです。

その仕掛けは「100円グラスワイン」などの安価なアルコール提供を行
い、アルコールのつまみをファミレスの小皿料理のクオリティが格段に
向上したことで消費者に受け入れられています。
つまり居酒屋で呑むより、ファミレスで呑むほうがお洒落で流行りとし
て受け入れられているようです。


*関連写真をインターネットより抜粋させていただきました。




この「ファミレス呑み」の火付け役はレストラン「サイゼリア」です。
イタリア産のグラスワインを1杯100円で提供し、おつまみの小皿料理
「エスカルゴのオーブン焼き」等をメインに本格的な料理メニューを
充実させて、居酒屋での「お通し代」や「チャージ料」を撤廃し消費者
に割安感を与えているのが大きい要因です。


さらに各ファミレスは今後とも「ファミレス呑み」を強化していく戦略
で望んでくる気配です。
今後、居酒屋の業種・業態がどのように対抗してくるか、とても楽しみ
な戦いがスタートしました。










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