2016年10月16日

箱根駅伝予選会で92年の歴史が途絶える

                      
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日本のお正月の風物詩「東京箱根間往復大学駅伝競走」の本選への出場
を懸けた予選会が昨日、立川市の陸上自衛隊立川駐屯地をスタートとし
た20キロで行われました。 
予選会に出場した各校、上位10人の合計タイムで争われるのですが、
その中で連続出場の記録を持つ、注目の中央大学は10時間17分01秒の
11位に終わり、上位10校に与えられる本線出場権を逃がしました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





本選出場のギリギリ10位の日本大学との差は44秒、一人換算しますと
4秒という僅かな差が大きく明暗を分けました。
中央大学は87大会ぶり、戦争による中断があったため年数では92年
ぶりに箱根駅伝に出場しない正月を迎えます。
1925年、大正14年から脈々と受け繋がれてきた伝統の「赤いタスキ」
が途切れたことは関係者だけではなく大きな衝撃でした。
箱根駅伝優勝14回、連続優勝6回、出場回数90回は、いずれも大会最多
を誇る名門中の名門が名前だけでは生き残れない時代となりました。
もう一つの最多連続出場は今回、87回で止まりました

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





名門、中央大学は1996年を最後に優秀から遠ざかり、ここ数年は更に
低迷しており2013年には途中棄権し、29年振りにシード権(箱根駅伝
本選で10位以内に入り、翌年の出場権獲得)を逃がすと以降、今年まで
4年連続予選会に回っていました。
これまで伝統校の維持と底力でギリギリ本線への連続出場を保っていま
したが、ついに神通力も及ばす「歴史的敗戦」を迎えました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





近年の低迷を打開するために、今年4月から世界マラソン日本代表3回
のOB藤原正和氏を監督に就任させ再起をはかっていました。
3月の就任会見では「中大が中大である以上、連続出場は死守しなけれ
ばならない」
と、強い決意を語っていましたが、チームの立て直し再建
は思った以上に難航していました。

3、4年生に認められていた「原付バイク」の禁止や4年生の主将から
1年生に交代させるなどの、通常では考えられないような荒治療も試み
ましたが結果には結び付きませんでした。
伝統の「白地に赤のC」のユニフォームが新春の箱根駅伝で見られない
のは残念であり、選手・監督・OBのショックは大きいことでしょう。

企業経営も同様で「伝統」や「過去の栄光」や「意地やプライド」だけ
では当然、衰退していくことが判っています。















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