2015年04月22日

ギャレットポップコーン大ヒットの秘密

                      
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数千円もするポップコーンを買い求めて連日のように店頭に大行列。
知らない人にとっては驚くべき光景なのでしようが、今や複数の国内外
のポップコーンブランドの店が連なる東京では珍しくありません。
この“高級ポップコーン”大人気になって久しいのですが、人気が衰える
気配は無く、未だに好調を続けています。
ブームの火付け役となったのが、米国シカゴのポップコーンチェーンの
「ギャレット・ポップコーン・ショツプス」です。


*関連写真をインターネットより抜粋させていただきました。





「ギャレット・ポップコーン・ショツプス」は創業65年の老舗店です。
米国に16店舗、日本・シンガポール・香港・韓国・マレーシア・タイ・
クエート・UAEと世界9ヶ国39店舗を展開しています。
日本は2013年2月に原宿店をオープン、酒々井アウトレットと東京駅店
を連続して開業し、2015年4月名古屋店をオープンさせました。
日本でのギャレットの運営は、カルビーの子会社が運営しており、業績
は、グループ全体でのコーン系スナックの売上高137億8200万円であり
前年同期比23.3%と驚異の伸び率を誇っています。
ギャレットの商品が売上に大きく貢献している要因となっています。
単体の業績でも「売上高は二桁成長を続けている」とのことです。


*関連写真をインターネットより抜粋させていただきました。





カルビーの上級常務執行役員を務めるジャパンフリトレーの江原信社長
のインタビューの中にギャレットの大ヒットのヒミツを探ります。
そもそもの“高級ポップコーン”との出会いは知人からのお土産と。
食べてみると今まで経験したことがない味であり、早速シカゴの本社に
出向き、日本進出の話を持ちかけたのがキッカケでした。
出店に当たり都内に20ヶ所の候補地があり、最終的に決め手となったの
は“圧倒的ななトラフィック量”人の多さでした。

そして出店に当たり商品のプロモーション(販売促進)が面白い。
世の中に影響を与えている「インフルエンサー」と呼ばれている人達に
サンプリングしてもらい、彼らにファンになってもらう「仕掛け作り」
を行っています。
元々、米国ではファンが多いポップコーンブランドなので日本の消費者
にも必ず気に入ってもらえる確信のもと、アプローチしています。
その結果、「インフルエンサー」の皆さんにファンになっていただき、
彼らがソーシャルメディアなどを使った口コミで広がることが大ヒット
の起爆剤となっているようです。

*関連写真をインターネットより抜粋させていただきました。





そして開業から2年以上が経過しているにも拘わらず、依然として行列
ができている大ヒットのヒミツとは、米国本社の真似をせず日本独自の
企画やキャンペーンを次から次へと打ち出すことで「顧客の心を掴んで
いる」と言われています。
日本の場合「フレイバー」や缶のパッケージデザインなど独自のカスタ
マイズの企画を特徴としており、これが成功事例として米国本社からも
日本のマーケティングに大きな注目と期待が寄せられています。

まだまだ日本にも注目する企業が多くあることを実感しました。
日本的マーケティングの幅も広がり、仕事に活かせます。












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