2015年04月21日

セブン&ホールディングスの「第2創業」戦略

                      
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大手コンビニエンスストアでの勝ち組み「セブンイレブン」を運営する
セブン&アイ・ホールディングスは、4期連続で史上最高の営業利益を
更新しているコンビニ業界ではひとり勝ち状況です。

*インネットより関連写真を抜粋させていただきました。





業界のトップ企業ですが手綱を緩めることはしません。
今期は更なる進化を目指し、鈴木敏文会長が「第2の創業」と位置づけ
「オムニチャネル事業」が10月より本格的に始動します。
店舗はもちろん、パソコン・スマホを通じて、いつでもどこでも買い物
ができる仕組みを充実させることが狙いのようです。

*インネットより関連写真を抜粋させていただきました。





これまでの通販サイトは各社ごと運営をされ、在庫や顧客情報も別々に
管理されていたようで、グループ全体のメリットを十分に活かせていな
いのが、実態であったようです。
10月に立ち上げる新しいサイトでは、グループの商品を一括して取り扱
い、各社の顧客情報も統合して管理して行くようです。
前期のネット通販の売上は約1600億円ですが「今期は2000億円、将来
的には1兆円を目指したい」
と村田紀敏社長は語っています。

「オムニチャネル」の稼働で鍵を握るのは全国に1万7000店以上ある、
セブンイレブンの活用です。
ネットで注文した商品をお客様が店頭に取りに来る「基地局的」な役割
は当然ですが、店舗から直接自宅に届けるケースも想定されます。
また10月からは返品・返金・注文受付業務も稼働する予定です。

*インネットより関連写真を抜粋させていただきました。





今後はタブレット端末の配備を大幅に増やす予定のようです。
この施策はネットが苦手なお客様や通販を活用したことがない人達に、
カタログ感覚で商品を勧め、店員が注文を代行する仕組みのも構築して
行くことも同時進行で進んで行くようです。
セブン&アイホールディングスは、単なるコンビニエンスストアを脱却
して単なる商品の受け渡し拠点ではなく「営業拠点」としての機能を持
たせ、競合他社との差別化戦略を目指して行きます。


お客様の生活ライフスタイルや志向を把握して、商品を提案することを
地域密着型で実現するインフラ整備である壮大な構想のスタートです。
セブン&愛ホールディングスの今後に大注目です。










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