2014年06月20日

ユニクロが値上げ/デフレ時代の終焉

                      
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デフレ時代が長く続いた日本経済、その経済の中でも象徴と呼ばれてい
ましたユニクロ(ファーストリテイリング)が、ついに値上げに踏み切
るとのニュースが発表されました。
どのような背景があるのか興味津々であります。
ユニクロが値上げ/デフレ時代の終焉
*インターネットよりロゴマークを抜粋させていただきました。




値上げは新商品への切り替えタイミングを利用して、6月から順次行わ
れる予定で、全体的には5%程度の値上げが見込まれています。
値上げの直接的な原因は、円安による原材料費の高騰です。
繊維類の輸入価格は、円安が進む直前の2012年9月と比較しますと15%
以上の値上りが行われています。
輸入物価全体では20%を超えているのが現状のようです。
また、原油価格の高騰から輸送費コストも高騰しており、従来の利益を
確保して行くには値上げはやむを得ない状況です。
またアルバイト店員の正社員化などの人件費増加も要因のようです。
ユニクロが値上げ/デフレ時代の終焉

*関連のある写真をインターネットより抜粋させていただきました。


今回、デフレ時代の象徴であった『ユニクロ』の値上げには日本全体の
構造転換が起きているように感じます。
これまで日本は約20年にわたりデフレ時代が続いてきました。
デフレ時代は「高品質な商品を安く提供する。」ことが事業者に利益を
もたらしてきましたが、日本経済がデフレを脱してインフレに近い環境
となっていたら過去の価値観や戦略は全く通用しなくなります。
つまり180度の価値観の変化により「高品質な商品を安く提供する。」
時代から「良い商品を高く販売する。」ことが事業者に利益をもたらす
ことに直結する環境に変化します。


この時代環境の見極めが企業の今後に大きく影響します。
物価が上昇しているのは判りますし、これに賃金の上昇率(額)が追い
ついて行きませんと、実質的に賃下げ状況となり消費者の購買力は低下
して行くことでしょう。

企業の販売戦略に重要なキーワードとなる時代環境です。
どのように時代を推測するのでしょうか・・・・・・









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