経営コンサルタント 戸塚友康 の推進力ブログ! (株)ビジネス・サポートコーポレーション
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2021年07月31日
井村屋の「あずきバー」の戦略/少しずつ固くなっている理由

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7月1日は「井村屋あずきバーの日」。井村屋のあずきバーと言えば非常に「固い」ことで有名ですがネット上で「以前よりも固くなっている」といった意見も見られるが、果たして本当なのだろうか?
2021年3月期、グループ全体の売上げはコロナの影響で前期比0.4%減の421億5,200万円となったものの、冷菓や冷凍食品は伸長し、中でもあずきバーシリーズの売上げ本数は前期比116%の2億9200万本と過去最高を記録していました。
コロナ禍であずきバーが売れた理由は主に3つあると考えられます。
一つめの要因は、巣ごもり需要。もともと1本入りタイプよりも箱入りタイプの「BOXあずきバー」の人気が圧倒的に高いのですが、とくに昨年はアイス業界全体でファミリーパックの需要が高まり、箱入りタイプの売れ行きを押し上げました。
二つ目の要因は、コロナ禍での買い物時間短縮や経済不安を受け、目新しいものよりは定番品を購入する傾向が強かったと分析されています。
三つ目の要因は、小豆の健康効果への期待があります。この要因ついては推測の域を出ないのですが、コロナに負けないよう小豆で免疫力をつけよう。という風潮が高まったことが影響していると思われます

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。
井村屋が「あずきバー」を初めて販売したのは1973年であり、数年後には発売50周年を迎えます。
創業時代から大きく変わったのが糖度です。井村屋では消費者の味の嗜好変化に合わせて、数10年に一度という頻度での「あずきバー」の糖度(甘さ)の見直しを行ってきました。
直近で甘さの見直しを行ったのが2010年で、今は発売当初の「あずきバー」に比べて3~4割程度甘さが控えめになっています。
もう一つの変化が起こっているのがネットなどで話題となっています。
「固さがどんどん増している」とのネット評判は本当なのでしようか。
この疑問に対して井村屋の商品開発担当者は「あずきバーが固いのは本当です。アイスは空気を含んでいるほど、ふわっとしてやわらかくなります。しかしあずきバーには、空気をほとんど含ませていません。これには、素材の味をしっかり味わって頂きたいという意図があります。」
「そして二つ目に、アイスは乳原料をたくさん使うとやわらかくなりますが、ご存じのようにあずきバーでは乳原料を使っていません。三つ目は、やわらかくするために安定剤や乳化剤が使われることもありますが、あずきバーは素材の味を活かすため、こちらも使っていません」
これからの「あずきバー」の商品変化が楽しみですね。
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