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2020年12月01日

名古屋めし「スガキヤ」が移動販売をスタートさせた戦略/後編

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前回「名古屋めし“スガキヤ”が移動販売をスタートさせた戦略/前編」を記事にしましたが、本日は後編をお届けします。

「スガキヤ」は他の外食産業と同様に、新型コロナウィルス感染拡大の影響で4月・5月の売上が前年半分程度まで落ち込み、売上挽回対策として同業者同様にテイクアウトを実施していました。
販売数は1店舗30食程度ほどですが、落ち込んだ売上をカバーできるまでには至っておらず売上回復の施策を探っていました。

そして5月から販売に着手したのが「ラーメンチケット」でした。
ラーメン1杯分(通常330円)のチケットが11枚綴りで2000円という「実質4割引き」となる破格のチケットが大当たり。
当初用意していた5万枚が数日で完売し、追加販売も含めて約10万枚が完売するほど大きな反響があり、大盛況でした。
名古屋めし「スガキヤ」が移動販売をスタートさせた戦略/後編
*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







こうした施策が当たり、業績も6月から徐々に回復基調に戻り10月には前年比90%前後まで持ち直してきているまで回復しています。
そして前回の記事でも記載した通り、10月よりフードトラックによる移動販売をスタートさせ、週4~5回のペースで稼働させています。
名古屋めし「スガキヤ」が移動販売をスタートさせた戦略/後編
名古屋めし「スガキヤ」が移動販売をスタートさせた戦略/後編
*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








今まで「スガキヤ」はSC内への出店が基本のため「攻めの戦略」が打ち出しにくい構造を抱えていました。
しかし「外食の動機の多様化に応えられるよう新しい販売の切り口にも積極的に取り組んでいきまた」とGMは語っています。

他のエリアへの出張販売は「地元限定」からの脱却に大きく貢献するかも知れません。
今後とも「スガキヤ」の戦略に大注目です。

















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Posted by 戸塚友康 at 09:43 │▶コメントをする・見る(0)
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