2012年02月12日

大手ビール会社2社が最高益

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昨日の新聞紙上に大手ビール会社2011年12月期の連結決算が発表され
驚きの内容だったのが正直な感想でした。
アサヒグループホールティングスとサントリーホールディングスの2社
が揃って最高益を更新したそうです。


*アサヒ・サントリーの画像はインターネットより抜粋しました。



昨年度は東日本大震災が発生し、飲料メーカーも大きな影響を受けなが
らの最高益の更新という驚きの結果でした。
最高益の要因は、原材料の見直しなどのコスト削減が大きく寄与したと
の新聞での発表でした。

アサヒの売上高は前期比で1.8%減でしたが、純利益は3.8%増の550
億円と11年連続で最高益を更新する結果となりました。
ノンアルコールビールの販売が大きく貢献していたようです。

サントリーは震災で飲料水の需要増が貢献し、主力商品の「天然水」が
販売全体を押し上げたことが、売上高・純利益とも過去最高を更新する
要因となったようです。
また「ノンアルコールビール」は当初60万ケースの販売計画に対して、
112万ケースと倍以上の高成績を収めました。

キリンはビールの販売減少やオーストラリア食品子会社に絡む減損損失
ほ計上したことが影響し、減収減益となりました。
乳業事業はコスト高、低価格牛乳との競争激化などが要因となり、海外
での営業利益が32.8%減となったことが響きました。

サッポロは、ポッカコーポレーションが連結決算の対象となり、大幅な
増資となりましたが、東日本大震災の影響で工場の操業を停止したこと
で、特別損失を計上したことが影響し、減益となったようです。


まだまだ続く大手ビール会社のシェア争い。
2012年12月期は震災で落ち込んだビール類などの販売回復をしていく
予想しており、4社とも増収を予定しています。
今後の各社の販売戦略に注目します。






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