2016年08月29日

日本の食料事情とコメ離れ

                      
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先日、農林水産省が発表した2015年度食料自給率(カロリーベース)
が6年連続39%であったと発表しました。
小麦は生産量が増えましたが、米は日本人の食生活変化を背景に消費量
の減少に歯止めが掛からず、自給率は横ばいが続きました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





生産額ベースでの自給率は前年度より2ポイント上昇の66%、6年振
りの改善を見せたのですが、春先の天候不順による一部野菜の値上がり
したことや、子牛の頭数減を受けた畜産業の価格上昇が要因でした。
食品自給率は国内で消費する食料をどの程度、国内生産で賄えるかを示
す指標であり、政府は平成25年度には45%へ引き上げる目標を掲げ
ましたが長引く低下傾向に歯止めを掛けることができていません。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





国民1人当たりの年間米消費量は前年度比1.7%減の54.6㌔であり、
1960年代の半分以下に落ち込んでいます。
反対に消費が伸びたのは1.9%増の30.7㌔となった肉類でした。
家畜のエサとなるトウモロコシなどを輸入に依存しているため、この輸
入分が国内の食量供給から差し引かれ、自給率を押し下げています。

農林水産省は、国内の潜在的な生産能力を示す「食料自給力」も同時に
公開しましたが、栄養バランスを考慮しながらコメ、小麦など主要穀物
を中心に農地を最大限に活用して作付けする場合で1463キロカロリー
(1日1人あたり)です。
農地面積の減少で前年度の1480キロカロリーから低下、必要とされる
2146を大きく下回っています。

食品自給率が下がり、主食とされてきたコメの消費が減り、さらに人口
減少に歯止めが掛からな日本の現状。

将来に大きな不安をもたらす数字が発表されました。、






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