2018年07月30日

最低賃金、首都圏は1000円目前! 中小企業は困惑?

                      
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先週の新聞記事に恐ろしい内容が投稿されていました。
最近話題が多くなった「最低賃金」引き上げ目安が発表されました。
商工会議所、労政会館、ハローワーク等でもよく見かけるポスターにも
遠藤憲一さんが起用されインパクトのあるお知らせですね。(笑)

厚生労働省の中央最低賃金審議会の小委員会がまとめた内容では今年度
は、全国加重平均で26円の引き上げねべきだ目安を発表、引き上げ額
は比較できる2002年以降で最大であることが発表されました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







目安通りに上がれば平均874円となり、最も低い県も750円を超え
、より高く上がる東京都や神奈川県では来年度に1000円を突破。
この審議会は非公開の議論であり、大幅な引き上げや地域間格差の拡大
について懸念の声も挙がっているようです。

都道府県ごとの引き上げ目安額は、物価や所得水準などの指標をもとに分けたA~Dランクに示され検討されています。
Aランクの27円とDランクの23円には4円の差があり、目安通りに上がれば都市と作法の格差は益々広がることになります。
結果的に見ますと、安倍政権が目標としている「賃金引き上げ率3%」に届く額だったのですが、小委員会では「率直な意見交換に差し障りがある」という理由で非公開としています。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








今回の目安通りなら、祭典賃金は3年前より全国加重平均で約80円の
のアップとなり、最低賃金水準で働く人達への恩恵としては大きいのですが、賃金上昇を価格転嫁できない中小企業は事業を継続できない状況に追い込まれるケースも出てくると警鐘を鳴らす専門家もいます。

個人的な見解を言わせていただきますと、
「最低賃金の上昇率を3%挙げるなら、その根拠を明確に示さないと納得できない経営者は多いのではないでしょうか。また密室・非公開での議論では、納得性が高まることはないので公開にすべきだと思います。法的縛りを最低賃金に付けるなら、その議論の過程が非公開では到底、納得できないと思うのは当然ではないでしょうか。」

議論の過程が非公開で明確にならなければ、安倍政権政策の下請け機関として見られてしまうのではないでしょうか。


















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2018年07月27日

コメダ珈琲が沖縄に初進出、全国展開も間近?

                      
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コメダは8月6日に「コメダ珈琲店 沖縄糸満店」をオープンします。
全客数は88席、全席禁煙となっており地元住民だけでなく、観光客の
利用も狙い同店では沖縄限定特製ピザ「ハワイアン」を販売します。
パイナップルとハムを使用したフルーティな南国風ピザで珈琲との相性
も抜群のようです。 是非とも食べてみたい一品です。

コメダ珈琲は沖縄県と青森県に進出していませんでしたが、沖縄糸満店の出店により残り未進出は青森県のみとなりました。
青森県にも「物件及びオーナー開拓中」と募集していますので、全国展開もいずれ達成する見込みです。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







コメダ珈琲店は1968年に名古屋にて開店した、店内に大きな椅子や厚めのテーブルを配置して落ち着いて食事や珈琲を味わえます。
当初は東海地方を中心として店舗を増やしてきましたが、2000年代に入ってから積極的に他地域に進出するようになりました。
2003年には関東地方への初出店舗「横浜江田店」を、
2006年には関西地方への初出店舗「奈良中央店」をオープン。
2013年以降には北陸、九州、東北、北海道エリアに進出しています。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







コメダ珈琲店を運営するコメダホールディングス(HD)は、店舗網の充実を重点施策として打ち出して実行しています。
2011年の店舗数はグループ全体で435店舗でしたが、2019年2月期には860~870店舗まで増やす予定のようです。
店舗網拡大のエンジンとなるのはコメダ珈琲店であり2019年2月期には
55~60店舗を新規出店予定だが、実はコメダホールディングスには新しい事業形態が出来上がりつつあります。
コッペパンを提供する「やわらかシロコッペ」が2019年2月期には20店舗程度、新店をオープンを目指しているようです。



*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







2017年9月に名鉄百貨店に初出店したところ、売上が好調だったために
近年、相次いで店舗数が増加しています。
現在は東京都内を中心にコッペパン専門店が相次いでオープンしており
コメダHDはコメダ珈琲とやわらかシロコッペパンをコラボさせた新業
態である「KOMEDA‘S SAND」をオープンしている。

さすが優良企業として名高いコメダ珈琲、従来でのビジネスモデルから
進化させた新業態を展開してきました。
新業態の展開も意欲的ですが、多店舗展開を支えるインフラ強化に取り組み、主力のコーヒーを供給する新工場の建設を進めています。

今後のコメダHDの企業としての進化が注目です。














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2018年07月24日

第100回夏の甲子園大会、話題の選手/金足農業・吉田輝星投手

                      
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今夏は高校野球100回の記念大会、注目選手をご紹介しています。
最初は岩手県大船渡高校2年生の佐々木朗希投手、第2回目は西東京の
日大鶴ケ丘高校の勝又温史投手をご紹介しました。
第3回の本日は、秋田県金足農業高校の吉田輝星投手です。
本日7月24日現在で秋田県大会決勝に勝ち残り甲子園にあと一歩です。



*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







昨夏も背番号1をつけて秋田大会の決勝戦まで進みましたが、明桜高校に敗退しました。今年の秋田大会の決勝戦は明桜高校です。
昨年、破れた高校に雪辱をできるか興味深い決勝戦は今日です。

最速147㌔の直球とスライダーを軸に力強い投球をしています。
甲子園経験はありませんが第12回U18アジア野球選手権大会の高校日本代表第1次候補にも選出されています。
11年ぶり6度目の夏の甲子園に出場できるか、本日決まります。















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q@e   


2018年07月22日

第100回夏の甲子園大会、話題の選手/日大鶴ケ丘・勝又温史投手

                      
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連日、猛暑が続いていますが第100回高校野球地方大会もいよいよ終盤
に近づき、昨日は今夏での甲子園一番乗りで北北海道代表に旭川大高が
名乗りを挙げ、今後続々と代表校が決まってきます。
この100回記念大会を盛り上げるプロ注目の選手をご紹介します。
本日のご紹介は西東京の日大鶴ケ丘高校の勝又温史投手、時速152㌔
を誇る注目右腕投手。22日現在、ベスト8に残っています。



*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








しなやかな腕の振りから放たれる時速152㌔の直球は威力十分。
練習試合でもプロ野球8球団18人のスカウトが視察するほど注目度が
高く、昨秋からスカウト陣の評価は上昇中です。
プロ野球の各スカウト陣の評価は、
「真っすぐが威力があり、可能性を秘めている投手で楽しみ」
「当然ドラフト上位好捕。夏の結果次第で指名順位は変わってくる」
と将来性を太鼓判するほどの高評価です。
本人も卒業後の進路は、プロ一本に絞っているとのことです。

身長180㎝と長身から投げ下ろす本格派投手。
甲子園を目指し、今後の地区予選の結果を楽しみにしています。



















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2018年07月20日

ウナギそっくりの「ほぼうなぎ」が大好調/カネテツデリカフーズ

                      
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猛暑が続く毎日ですが、本日7月20日は「土用の丑の日」ですね。
この日に合わせて神戸市のカネテツデリカフーズ㈱が通信販売で販売し
ていましたウナギそっくりの練り製品「ほぼうなぎ」が、販売開始から
12時間で初回生産分を完売するという異例の事態になっていました。
ニホンウナギは流通量が激減しており、現在では高根の花となっており
、この「ほぼうなぎ」に熱い視線が注がれています。
どこから見ても本物のウナギですよね。(笑)

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







「ほぼうなぎ」は約1年かけて商品開発を実施。魚の切り身とすり身を
合わせて、ほろほろとした食感を再現した優れもの。皮の部分はすり身だけを使用して弾力感を再現しています。
価格は1パック2枚入りの5パックセットで3240円とお手頃価格。
1パックで小さい丼2人分を賄える量だといわれています。
6月19日に同社の通販サイトで予約を受け始めたところ、夜には既に完売状態となり即日、増産を決めて再び予約を受け付けましたが、それでも1週間で全てが完売となっていました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







同社は「製造工程が複雑で増産が難しく、次の土用の丑の日(8月1日)には間に合わないので販売再開は検討しています」と語っています。

カネテツデリカフーズ㈱では他にも「ほぼシリーズ」を販売しており、
「ほぼカニ」や「ほぼエビフライ」や「ほぼホタテ」などの商品ライン
ナップがあり、隠れた人気商品として有名です。
今年の秋には新しい商品を発売を予定しているとのことです。



*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







1926年(大正15年)に創業しましたカネテツデリカフーズ㈱は神戸市
に本社・製造工場を構える魚肉練り製品製造業です。
1990年には全製品合成保存料無添加を実施、2006年にはISO22000
の認証取得するなど「安心・安全」の取組みをしている企業さんです。

今後も新しい商品開発に注目をされています。




















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2018年07月17日

セブンイレブン一部店舗で「生ビールサーバー」試験導入が中止

                      
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セブンイレブンの一部店舗で本日7月17日より、注ぎたての生ビール
が楽しめる「ビールサーバー」の試験導入が中止になりました。
Sサイズが税込100円、Mサイズが税込190円の価格設定であり、
この「ビールサーバー」は東京都三鷹市セブンイレブン三鷹牟礼6丁目
店など、数店舗で試験的導入される予定でした。
ところが「想定を大幅に上回る反響により、提供中止」となりました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







セブンイレブンでは手軽にコーヒーが楽しめる「セブンカフェ」同様に
カップを購入する仕組みであり、サーバーの「ビールジョッキボタン」
を押すことで、注ぎたての「キリンビール一番搾り」を楽しんでもらう予定でしたが、何故中止になったのか。

セブンイレブンのお客様相談室によりますと「想定を大幅に上回る反響があり、需要が大きく高まった際の販売体制や品質維持が難しくなる可能性がある」という理由で、本部が中止を決定しました。
今後の販売見通しは立っておらず、現時点では駅ではなく「中止」との
決定になっています。今後の予定などは不明です。



*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







Twiter上では「ちょい“生”」の販売中止に
「飲酒運転にも繋がることもあり、酔っ払いが増えるのは嫌だった」
「深夜の時間にタチの悪い酔っ払いが増えそうだ」
といった懸念の声と共に中止を歓迎する声もあり、逆の声には、
「楽しみにして発売を期待ていたのに」
「若者のビール離れを防ぐためにも実施してほしい」
などと残念がる声も上がっています。

今回は実行できませんでしたが、セブンイレブンの次から次へと市場を拡大獲得する商品戦略は見事です。



















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Posted by 戸塚友康 at 13:38

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2018年07月15日

みちのくの怪物がデビュー/岩手大船渡高校の佐々木投手

                      
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梅雨明けした夏本番のこの季節、私のブログも恒例ですが高校野球ネタ
が多くなりますがお許しください。(笑)
第100回の記念大会での地方大会での話題を含め記事にします。

まずは、みちのく岩手県に登場した大谷翔平(現、エンゼルス)選手を
超えると評判の新たな怪物が現れました。
岩手県大船渡高校2年生の佐々木朗希選手が、自己最速を1㌔更新する
154㌔を計測する活躍でシード校の盛岡三校を撃破しました。
大谷翔平選手が花巻東高校2年生で記録した151㌔を上回りました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







全国的には無名ですが9月に開催される第12回U18アジア野球選手権
の高校日本代表候補に選ばれています。
佐々木投手は「チームが勝つことが一番。3年生の力を感じて投げられ
ました。」
と語っており、シート校との初戦には直球にだけに頼らず、
これまで公式戦で投げていないフォークを解禁して臨みました。
エース格にもかかわらず背番号20を付けていますが、本人は「2年生なので、背番号は特にきにならないです。」と語り、記録更新や背番号より3年生と一緒に戦うことに集中しているようです。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







この記事の下書きを書いた時は大船渡高校は勝ち進んでいましたが、昨日7月14日に登板しないまま破れてしまいました。
今年の甲子園はお預けで来年の夏に挑むことになります。
9月のアジア選手権まで勇姿はおアズとなり、大変に残念ですね。
https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/ASL7G5R69L7GUJUB01G.html















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2018年07月10日

珈琲ドリンク市場の環境変化/中型ペットボトルコーヒー

                      
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今年に入り、コーヒードリンク市場に大きな変化が起きて環境が激減していることをご存知でしょうか。
コーヒードリンク市場は2017年、缶コーヒーの減少が激しく小売店の
販売容量は前年を大きく割り込みましたが、2018年1~6月は前年対比
109%と、大きく拡大に転じています。
この業績好調を牽引しているのが「中型ペットボトルコーヒー」です。
2017年の発売から販売量を増やし、2018年1~6月では缶や紙パックタイプを抑えて、最大の市場規模の獲得を実現しています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







中型ペットボトルコーヒー代表例が2017年4月に発売されたサントリー
の「クラフトボス」であり、これまでの缶コーヒーがブルーカラー層を
ターゲットにしていたのに対し、新たにホワイトカラー層をターゲットにした、全く新しいスタイルの商品です。
あまり意識していませんでしたが、ペットボトルタイプのコーヒーが発売されたのが2017年と聞き、意外な感じがしました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







缶コーヒーは容量が少なく飲み切る飲用シーンが多いのですが、ペットボトルはホワイトカラー層の、働きながらゆっくり飲み続けられる。ニーズに対応しています。
意外な感じですが、今までになかった「働きながら飲み」ニーズに対応した500mlの中型サイズで途中でもフタを開け閉めできることが可能な容器の利点に加え、すっきりとした味も支持されています。

「クラフトボス」の発売後に各社が新商品発売に注力を始めました。
伊藤園「タリーズコーヒー スムース ブラックミディアム」、
コカ・コーラ「ジョージア ジャパン クラフトマン」、
などが一斉に発売され、中型ペットボトルコーヒー市場のシェア獲得が一気に過熱してきました。

同じコーヒードリンクですが、従来の缶や紙パック、カップは女性の顧客獲得に苦戦していましたが女性客にも好評な中型ペットボトルコーヒーの更なる進化が期待されます。
















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2018年07月08日

名古屋栄の名店「丸栄」が閉店にみる環境変化

                      
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名古屋市中区で営業を行っていた老舗百貨店「丸栄」が前月6月で閉店
しました.  かつて松坂屋、三越、名鉄百貨店と共にに、頭文字から
名古屋の「4M」と呼ばれ時代の繁盛店として君臨してきました。
9月にはビルの取り壊しが始まり、完全に姿を消すことなっています。

丸栄は前身の呉服屋から遡りますと松坂屋に次ぐ400年の歴史があり
、1943年に「栄で丸く栄える」の由来が社名になり創業スタート。
そして一時は、西日本最大の売り場面積を誇る百貨店でした。
あまり知られていませんが1954年に名古屋の百貨店初のエレベーターを導入し、エレベーターガールの生みの親ともいわれていました。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








1991年には売上高が825億円とピークに達して以降、バブル崩壊の
波を受けて良く年以降は売上は減少の一途を辿りました。
2000年にはJR名古屋高島屋の開業を控えて、大打撃を受けることを
予測して「丸栄」は大きな勝負に打ってでました。
ライバルである三越の元店長をスカウトし、総額40億円を投じる大規模に改装に踏み切りました。

当時、渋谷で大流行していたギャル系ファッションに注目、ブランドを
誘致に着手。当時の社長は社内外から猛反発を受けましたが「他がやっ
ていないことに挑戦するしか生き残る道はなかった」
と語っています。
その後は「ギャル栄」と呼ばれ大きな話題となり、百貨店のメインである婦人服の売上げが大きく盛り返して社内も活性化したようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







しかし、ブームは長くは続きませんでした。
経営的視点で分析しますと「売れる仕組みを構築したのではなく、時代
の流行ブランドによる一過性」
ではなか続きはしません。
先述のJR名古屋駅前の再開発や量販店の台頭などで再び客足は遠のく結果となって行きました。

その後「丸栄」の戦略は業界初となる様々な仕掛けを行ってきました。
訪日観光客需要を狙った総合免税店「ラオックス」の誘致や、隣接ビル
「スカイル」の事業撤退、2010年には医療大手興和の子会社となり再建策を模索しましたが、1991年以降25年連続売上げ減少に歯止めが掛からず2016年には169億円まで売上は落ち込んでいました。

「丸栄」にみる地方百貨店の衰退は、まさに時代の経営環境変化による
「モノを売る時代の終焉」を意味しています。
ある丸栄の幹部は「敵は百貨店やスーパー、量販店といったレベルではなくネット通販という巨大すぎて手も足も出なかった」



環境変化は刻々と変わっています。
企業経営は生き物、まさに環境に適合しないと生き残れません。
「企業は環境適応業」であることを再認識した記事でした。









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2018年07月06日

カラムーチョが人気再燃の要因

                      
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かっての激辛ブームを牽引したスナック菓子の「カラムーチョ」が再び
人気に火がついていることをご存知ですか。
製造・販売する湖池屋によりますと、昨年6月からの約1年間で売上が
前年同期比で2割以上の増加しているから驚きです。
今年5月の「カラムーチョ」の売上を2年前の5月に比べても4割程度
増加しており、発売30年を超えるスナック菓子としては異例の売上増となっています。 

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







人気が再燃している要因は大きく分けて3つ。
第一は昨年3~8月に「ポテチショック」で、じゃがいも不足でポテト
菓子が品薄になった中、カラムーチョの存在が目立っていたことが要因
だったようです。 湖池屋によりますとポテチショック時には新商品を出せなかったものの、定番の「ホットチリ味」は数量を減らさず出荷できたことが大きな要因だったようです。

第二は「カラムーチヨ」の特徴の辛さが時代に好まれているようです。
時代が刺激の強いものに食品市場全体が大きく反応しています。
炭酸飲料の強炭酸が売れていたり、アルコール度数9%の缶チューハイも人気を誇っており、刺激の強いスナック菓子「カラムーチョ」が好まれているようです。 種類の豊富さも人気の要因のようです。
背景には、ここ数年のエスニック料理人気が大きく影響しています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








そして刺激の強い食べ物を求める要因として経済評論家が言っているのが、経済活動の活発化との関係があるようです。
一般的に好景気感は薄いのですが、新卒の就職は「売り手市場」、企業は将来的な部分を考慮した「人手不足」の対応に追われています。
東京では2020年の東京オリンピックに向けた再開発が急ピッチで進んでおり、新業態に打って出る企業も目立っています。
経済活動がアグレッシブに活動する時、食の嗜好もアグレッシブになり、唐辛子やスパイスといった刺激を求める傾向があるようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








過去を調査すると時代背景が見えてくる。と私達の業界では言われますが、前回のエスニック料理ブームも、バブル景気と重なり、1984年に発売された「カラムーチョ」も激辛スナックの草分け的存在なのです。
経済活動の活性化と「激辛ブーム」、無関係ではなさそうですね。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







そしてもう一つ「カラムーチョの人気再燃」の要因として考えられるのが、バブル当時「カラムーチョ」を好んで食べていた若者が、現在は40~50代になり、久し振りに買った懐かしの「カラムーチョ」が家族で食べて子供がファンになったケースも多いのでは・・・
実は私の家族は、まさしくこのパターンです。(笑)

そして忘れては行けないのは、何よりも食品メーカーとして最も大切な
「商品コンセプト」を持ち、強みであり「戦える商品」を継続し、定期的な時代反映を見据えた「新商品開発」に、尽力を尽くしていることが最大の人気再燃ではないでしょうか。

















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