2012年11月29日

ネットマナー違反、第1位は?

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SNSの普及が爆発的に広がり、ネットで自由に発言する機会が増えて
いる一方で、マナーの悪さも横行しているようです。
とある会社が調査した結果、ネット上での「マナー違反ランキング」
発表されました。



ランキングの第1位から5位は以下の通りとなっています。
第1位 名指しで他人の悪口を書く。
第2位 許可なく他人の顔写真をアップする。
第3位 見ている人が不快になりそうな画像を説明なく貼る。
第4位 個人や企業のサイト、ブログに興味本位で悪口を書き込む。
第5位 対戦ゲームで負けが確定すると切断する。

内容的にとてもよく理解できることが多いですね。
不特定多数の人達が閲覧できる状態であることを踏まえない内容のもの
や、自分本位の行動が上位にあがっています。

ちなみにSNS利用者の感覚も異なりがちなのがプライバシーの問題で
あると警鐘を鳴らしています。
例えばfacebookでよくある「タグ付け」機能ですが投稿する際に「知人
・友人も写った写真を投稿する際には必ず本人に断っている」
と回答を
した人が24.1%と極めて低い結果となっています。
事前に承諾を得てから投稿している人は極めて少ないようです。

一方、「友人・知人が勝手に自分の情報や写真をfacebookで公開した
場合にどのように感じているか」
との回答結果は90.6%の人達が不快
(うち46.9%が「非常に不快」)に感じている
ことが判りました。



不快な思いをしたくないのは皆同じであります。
様々な情報を受け取ったり、閲覧できるだけではなく、自分自身が発信
したことが全世界に向けられているのを認識し、改めてネット上で人々
が不快感を感じない「ルールやマナーを守る」ことを心掛けて行きたい
と強く感じたニュースでした。

私自身も知らずに「マナー違反」を起こしている可能性があります。
自分自身の言動に注意をしたいと思います。










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2012年11月27日

ヨコミネ式教育法『すべての子供が天才である』

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おはようございます。
小さい子供さんがいるご家庭では教育をどのように考えていますか。
女子プロゴルファー横峯さくらさんの親戚である横峯吉文氏が指導する
ヨコミネ式教育法は、数年前より大変に注目されている教育です。
まずは、どのようなシステムであるか動画をご覧ください。
決して宣伝目的ではありませんので、ご理解下さいね。(笑)
ヨコミネ式教育法の動画

*You Tubeからの動画を掲載させていただきました。



確かに子供たちの『4つのやる気スイッチ』というのは共感できます。
★子どもたちは、認められたがる。
★子どもたちは、ちょっとだけ難しいことをしたがる。
★子どもたちは、競争したがる
★子どもたちは、真似をしたがる。

子どもたちの特性を見事に掴んだ指導法だと、正直驚きました。



私のお客様の保育園でも、すでにヨコミネ式教育法を今年の秋より導入
しています。 写真は年少保育を受けている児童の様子です。
今後の成果がとても楽しみです。






横峯吉文氏の言葉の中で「ダメな子なんて一人もいないんです。子供は
すごい能力を持っているんです。」
という一言が教育の原点だと改めて
実感させていただきました。
私自身も「教育関係」の仕事に携わっていますので、子どもたちだけで
はなく、大人だって同じではないかと考えされられました。

今回のヨコミネ式教育法との出会いは、直接的に私の仕事には関係ない
ように思いますが、今後の自分自身が行うコンサルティング業務におけ
『教育の原点』『指導法』に大きな影響を感じさせられました。







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Posted by 戸塚友康 at 09:33 │感動体験

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2012年11月25日

『日本の美しい言葉』/鍵山秀三郎一日一話

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おはようございます。
本日は、三連休の最終日ですが如何お過ごしですか・・・・
恒例になりました、鍵山秀三郎先生の「鍵山秀三郎一日一話」を記事に
させていただきますね。
本日は10月11日に送っていただいた内容を投稿してご紹介します。
タイトルは『日本の美しい言葉』です。

*インターネットより鍵山先生の写真を抜粋しました。



『日本の美しい言葉』 
 たとえば「後生を願う」とか「冥利に尽きる」。
日本にはこのような美しい言葉がたくさんあります。
一県、古くさい言葉でいまどき通用しないように思いがちです
が、そうではありません。
長年、日本の伝統の中で語り継がれてきたこういう言葉には、
大きな力が秘められています。
言葉の意味を理解し、千有実に生きて行くことです。


PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用




鍵山秀三郎先生の「この一言」とても重みがあります。
ふだん、何気なく使っている日常用語全体が乱れてい日本においては、
警鐘を鳴らされている気がします。

言葉には魂がある。これをある先輩が「言霊」と教えてくれました。
言葉の乱れが「心の乱れ」につながり、心の乱れが「行動の乱れ」に
つながり、それが「日本の乱れ」につながっている気がします。

先人達が語りつなげてきた「大切な言葉」「美しい言葉」を日常生活の
中で使用し、「自分自身を磨く」ことを重要視したいと思います。
皆さんも一度、日常生活で使っている日常用語を見直す機会を持ってみ
ては如何でしようか・・・・

今日も鍵山秀秀三郎先生の言葉を教訓に頑張ります。




















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Posted by 戸塚友康 at 09:33 │人間力を磨く

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2012年11月23日

イオンが第3のビールを共同開発

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イオンはサッポロビールと共同開発した第3のピールの『みがき麦』
他社より10~20%安い100円で販売すると発表しました。
ビール業界は苦戦続きでありますが、成長を続けています第3のピール
での低価格を強みとして顧客を取り込む狙いがあるようです。

*サッポロのイメージガール「あゆみ」さんを掲示しました。


イオンが販売する第3のビール「サッポロ みがき麦」は総合スーパーや
マックスバリュなどのグループ1700店舗とオンラインショツプで販売
を行う予定をしているようです。
韓国メーカーで委託生産しているPB(プライベートブランド)として
1缶88円の商品を販売していますが、日本人の好みに合った製法技術を
持ったサッポロに「国内産」商品を追加することで幅広い顧客のニーズ
に対応することを狙っています。

*インターネットより商品写真を抜粋しました。



流通業界の盟主として君臨するイオンの相次ぐ商品開発と販売戦略には
驚くことが多く、業界としての常識の壁を壊しています。
消費者目線で見ますと、非常に嬉しいことが続いています。

イオンの絶対な強みは「常に消費者の立場を最優先」した商品開発及び
販売戦略となっていることです。
どうしても流通業界は、店側の都合が優先されてしまうことが数多くあ
りますし、消費者の立場を最優先することが徹底している企業はイオン
が同業他社を圧倒しているのではないでしようか・・・

今後もイオングループの快進撃は続くと思われます。





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Posted by 戸塚友康 at 09:17 │注目企業紹介

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2012年11月21日

『プレミアムアイス』が何故好調に売れるか

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今年8月に明治乳業が発売しました1個200円を超える、プレミアム
アイスクリーム『meiji THE PREMIUM Gran』(グラン)が発売の
当初販売計画を大きく上回り、一時販売休止になっていました。
今月、ようやく11月12日に販売を再開していますが・・・
ファミリーマートのPB(プライベートブランド)の『ジェラート』
1個250円の単価の高い商品が発売4ヶ月で400万個を販売するなど
高額商品である『プレミアムアイス』が好調に推移しています。

*インターネットより『グラン』の写真を抜粋しました。




不況といわれるなかで、なせ『プレミアムアイス』が好調なのか。
明治乳業はプレミアムアイスとして『aya』を20年前から販売してきま
したが、市場は『ハーケ゜ンダッツ』のひとり勝ち状態でした。
そこで同社は『プレミアムアイス』の顧客調査を実施したところ、思わ
ぬ結果が出てきたといいます。

消費者が重要視しているのですが、メーカー側が期待を満たしていない
項目があり、それが『ミルクの多い味』であったのです。
そこでミルクが得意分野でもあった同社は、『ミルク味』の美味しさを
前面に打ち出した『グラン』を新商品として投入しました。
CMにも『大人の上品な女性』の代表として女優の永作博美さんを起用
し、プロモーション活動を展開しました。

*インターネットより『グランCM』の写真を抜粋しました。



まだまだ『消費者の本当の声』を聞けば『商品は高くても売れる。』
ことを実証しています。
価格を安くしないと売れないのは『それなりの価値しかない。』こと
を早く消費者の声から認知すべきですね。
不況といわれる時代でも、またまだ企業としての成長・発展の道は多く
残っていることを理解して企業経営に活かして行きましょう。




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2012年11月19日

ファミリーマートの新戦略

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コンビニエンスストア大手の「ファミリーマート」が新たな戦略に打っ
て出てきました。 コンセプトは『食べられるコンビニ』

*インターネットより店舗写真を抜粋させていただきました。


ファミリーマートは2013年度より新店舗の半分以上に『イートイン』
と呼ばれる飲食コーナーを設置することを決定しました。
同店は現在、イートイン設置店は約400店舗(全店舗数8982店)を今期
中に50店舗増やし、2013年は400~500店舗に倍増させるようです。

*インターネットよりイートインを抜粋させていただきました。


コンビニ業界のイートイン設置状況は、ミニストップが約2100店舗が
全て設置していますが、業界第1位と2位のセブンイレブンとローソン
は、皆無の状態であります。
業界第3位のファミリーマートがイートイン設置に何故踏み切ったか?

「コンビニ業界は市場規模が10兆円を超える勢いになり、前年度比が
9.8%の伸びを記録するなど好調を維持してきました。これはコンビニ
の定義の変革に成功したからです。現在のコンビニは、食品の売り上げ
だけでなく、チケット販売・現金支払機・宅配などのサービス力を強化
するなど力を入れてきたことが要因なのです。 また各社ともPB商品
(プライベートブランド)の商品展開を行い、収益力を上げることにも
成功しています。今後、新たな事業展開としてのひとつの戦略が今回の
イートインであり、今後はドライブスルーなども予測できます。」



成長する企業は
 ★時代の環境変化を読み取り
 ★時代に合った戦略を再構築して
 ★顧客のニーズを創造する
これが明確な戦略として再構築されています。






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Posted by 戸塚友康 at 10:31 │注目企業紹介

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2012年11月17日

どうなる? 今後の日本の雇用

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現在の日本を象徴しているかのような報道や記事が連日マスコミを賑わ
せていますが、皆さんはどのように感じていますでしょうか・・・
あるインターネット報道でNECグループで教育関連の職場で働く社員
が今年の5月から始まった退職勧告について語っていました。
「合計10回の面談で精神的に追い込まれ、自殺すら考えた。」
と語っています。

*写真はインターネットより抜粋させていただきました。


10回の面談の様子は「君にやってもらう仕事はない」「残ってもどこの
職場になるか判らない」
などの内容で最初の3回は直属の上司との面談
でありましたが、4回目からは役員と人事担当者との面談と続き、時に
は2時間を超える退職勧告が繰り返されたと語っています。

そして東京労働局に申告したことで会社に指導が入り、面談こそ止まり
ましたが、その直後から上司から罵声が浴びせられたそうです。
「お前は何をやったのか判っているのか。本社の人事も怒っている。」
「すでにお前に信頼できる仲間なんていないんだぞ。」



日本の雇用形態は戦後から「終身雇用」が大原則で今日までの成長発展
を成し遂げることができました。
しかし、リーマンショク以降は国内製造業の不況や工場の海外移転など
の施策で閉鎖・売却が続き、雇用状況が悪化しています。
特にバブル時代に大量に採用された40~50歳代の社員を狙い撃ちし、
直撃しているのが現状のようです。
対象の40~50代は住宅ローン返済や子供の教育費など家計費の負担が
今後増加する年代でもあり、深刻な問題となっています。

特にテレビ業界をはじめとした、家電メーカーが大量の『退職勧告』を
実施することは確実です。
このままでは、日本の雇用は崩壊するところまで来ているのでは・・・
政府の『雇用対策の遅れ』も大きな問題を残しており、今後ますます、
将来が不安に国になってしまいます。

まず、現在の日本の最優先課題は『雇用対策』です。






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Posted by 戸塚友康 at 11:52 │戸塚友康コラム

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2012年11月14日

結果主義とプロセス主義/鍵山秀三郎の一日一話

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少し遅い時間ですが、おはようございます。
本日は、恒例になりました㈱イエローハット創業者、鍵山秀三郎先生の「鍵山秀三郎一日一話」を記事にさせていただきますね。
毎日、携帯メールとして送っていただいているのですが、本日は私自身
の仕事の転機となりました内容、10月5日に送っていただいた内容を
投稿してご紹介しますね。 タイトルは
『結果主義とプロセス主義』です。

*インターネットよりイラストを抜粋し掲載させていただきました。


『結果主義とプロセス主義』 
 結果主義は「終わりよければすべてよし」という考え方です。
この考え方には、誠意が感じられません。
事実、結果を追うあまりあの手この手を使い、ついには犯罪ま
で犯すようになります。
この考え方が、いまの世相を悪くしている大きな原因です。
一方、プロセス主義は方法と手段に違いを置いて、その過程を
大切にする行き方です。
私も目指している生き方です。


PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用



*インターネットより鍵山先生の写真を抜粋しました。



鍵山秀三郎先生の「この一言」を知ってから、私自身の仕事の進め方が、
大きな転換期を迎えました。
当時、人事コンサルタントとして「結果主義」「業績主義」「能力主義」など
が主流であった時代、私自身もそのような人事コンサルをクライアント
先に指導していた時期がありました。
今考えますと経営環境が好景気であり「業績アップ」が容易にできた時期
でもあり、それで充分に「人事システム」として機能していました。

しかし、それは『人としての生き方』として考えますと間違った方向性
であったと言えます。
結果として好景気が終焉の頃には従業員をリストラする道具として活用
されており、本来の目的である『従業員のやりがい』『人材・組織の
活性化』
には程遠くなっていました。

そんな時代に鍵山秀三郎先生の「この一言」に出会いました。
まさに「青天の霹靂であり、目から鱗が落ちる。」とはこのことを指す
のだと強い衝撃を受けた覚えが鮮明にあります。
そして、これからの人事システムの中心に置く考え方は「これだ」とい
うヒントを掴ませていただきました。


今現在も『人事システム再構築』の依頼を受けますと、基本的な考え方
は『プロセス主義』つまり、『会社の期待する能力のレベル』を明確に
して、その結果ではなくプロセス(過程)を重要視するコンサルを実施
するようになっています。
私の仕事が順調に推移してると判断するなら「鍵山秀三郎一日一話」
大きな転換期であり、大変ありがたいヒントになっています。

今日も鍵山秀秀三郎先生の言葉を教訓に頑張ります。














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Posted by 戸塚友康 at 11:40 │大自然の法則

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2012年11月12日

マクドナルドの経営戦略失敗に学ぶ

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日本マクドナルドは既存店売上高で8年連続プラス、営業利益でも6年
連続プラスと好業績な超優良企業です。
2012年12月期も増収増益の見込みであり、景気低迷下の環境であって
も「利益街道」を突っ走っていますね。

*インターネットより日本マクドナルドの画像を抜粋しています。


しかし、過去においては「ハンバーガー59円」という価格破壊を行い
「ハンバーガーは安物」のイメージを残し、赤字転落を余儀なくされた
時期もあり、決して順風満帆ではありませんでした。
業績をV字回復させたのは現在の原田泳幸社長は「日本マクドナルドが
デフレ経済を主導する必要はなかった。当時、不況下とはいえ、完全に
間違った経営戦略であった。値引きで新たな消費市場は生まれない」

と当時を振り返り、消耗戦と化してる現在の企業の価格競争に警鐘を鳴
らしています。

*インターネットより日本マクドナルドの画像を抜粋しています。


日本マクドナルドは平成不況が深まりつつある平成7年にハンバーガー
を210円から130円に値下げしたのを皮切りに、平成10年以降も
期間限定の「ハンバーガー半額65円」キャンペーンで売上高を伸ばし
当時は「デフレの勝者」と一世風靡していました。

しかし、値引きの効果に限界を感じていた当時の藤田社長は「もうデフ
レ時代は終わる」
と読んだうえで値引きの終了を宣言し、通常の価格に踏み切りました。
藤田社長の経営感覚は正しかったが、すでに消費者には「マクドナルド
のハンバーガーは65円の価値」となっていました。

当時の原田氏は日本マクドナルドの低価格戦略について「商品価値を変
えずに価格を下げれば、消費者はそれが妥当な価格と感じる。値下げで
一時的なシェアは獲得できても隣の店から客を奪うにすぎない」
と否定
的な考えを持っていました。
また「マクドナルドは、やってはいけないことを止めれば回復できる」
と読んでおり、原田氏は社長就任後に一部のメニュー廃止、一定の権限
を与えていたエリア毎の地区本部を無くし、乱立していた小型不採算店
400店舗を超える大量閉鎖という思い切った戦略に踏み切りました。

この間、コーヒーやシェイク、単品ハンバーガー100円キャンペーン等
で客足を取り戻す一方、主力ハンバーガー類は「クォーターパウダー」
や「ビッグアメリカン」シリーズといった、付加価値商品の投入を行い
業績のV字回復を実現し、現在の基盤を築きあげました。

同じ外食産業で「牛丼チェーン」が主力商品で値引き競争をしている姿
を、かっての日本マクドナルドと同様、間違った経営戦略に向かってい
るのは明らかではないでしょうか。
原田社長は「独自の価値を常に創造しなければ、価格競争に向かうのは
当たり前。日本企業は価格ではなく価値で勝つ。全ての業界、政治の担
うリーダーは、これを徹底しなければ日本は沈没する」
と手厳しく断言
しています。

まさに大転換期の中に日本企業は選択を迫られていますね。














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2012年11月10日

2012年国家公務員の冬季ボーナスでの思い

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民間調査機関が2012年の冬季ボーナスの見通しを発表しました。
それによりますと民間企業の一人当たりの平均支給額は36万6500円と
なり、冬季ボーナスとしては比較可能な1990年以降で、過去最低水準
を4年連続で更新することが濃厚のようです。

*インターネットよりイラストを抜粋させていただきました。


ここ数年、ボーナスの算定基準となる所定内給与の低迷が続いている上
ボーナスに反映される2012年度上半期の業績が伸び悩み、さらに先行
き不透明感が高まり、企業側は人件費を中心とした固定費抑制を強める
ことは当然の施策であります。

産業別では、製造業で働く人の平均支給額は45万7300円となっており
非製造業は同34万5600円と共に前年を下回りそうな予測です。
「輸出の低迷などを受けて生産の減少、小ロット化が進む製造業では、
足元の景気感が悪化しているうえ、先行きにも慎重に見方が強く、冬の
ボーナスを抑えることになるだろう」と語っています。


一方、公務員のボーナスの見通しは、どうでしようか・・・
総務省の発表によりますと、国家公務員(管理職除く)の2012年夏季
のボーナスは51万3000円と前年を10%近く下回りました。
これは人事院勧告による基本給の引き下げに加え、復興財源確保を目的
として成立した「特例法」により、国家公務員の給与、ボーナスが引き
下げられたためであります。
国家公務員の2012年冬のボーナスは56万2800円と夏に続き大幅に減少
する見通しです。

しかし、私達の税金等で支払われている国家公務員の給与やボーナスが
民間企業を上回るというのは如何なものでしょうか・・・
また、年齢上昇による平均給与が上がるので減少幅が緩和されることも
ありイマイチ納得いかないのは私だけでしょうか・・・

国家公務員の方達を責めるつもりは毛頭ありませんが、日本の国自体が
大変な財政赤字であり、民間企業も80%以上が赤字の状況で税金などの
収入が増えることは現状では不可能です。
これで消費税を上げれば個人消費も落ち込み、益々財政難になり最後は
「国の破綻」しかないのでは。という状況ですので、せめて民間企業の
水準ぐらいに人件費(ボーナス)を抑えて欲しいものです。

今年の民間企業は「冬季ボーナス支給ゼロ」も現実ありますので・・・





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Posted by 戸塚友康 at 09:36 │戸塚友康コラム

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