2016年08月22日

ドーナツ業界の低迷/クリスピークリームドーナツ

                      
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前回のブログにで「ドーナツ業界の低迷/ミスタードーナツ」の記事を
書きましたが、今回は行列ができるドーナツ店として話題になりました
「クリスピー・クリーム・ドーナツ」を記事にします。
2015年には全国に最大で64店舗を展開していましたが、現在は45店舗
まで減少しているようです。
行列のできるドーナツ店舗に何が起こっているのか・・・・・

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン(KKDJ)では、一連の
撤退が市場低迷の撤退ではなく「意思ある撤退」と主張しています。
KKDJは2006年に米国のクリスピー・クリーム・ドーナツ社とFC
契約を結び、12月に新宿に第1号店をオープンさせました。
今年2016年は日本上陸10周年を迎えていました。

「上陸直後に期せずして大ブームが巻き起こり、『牛列のできるドーナ
ツ店』
というブランドとなり、いわゆる“流行りものスイーツ”との扱い
でした。そのカテゴリーで成長してきましたので、流行のブームは終わ
りを迎えています。 20年、30年愛されるブランドを構築するためには
今のうちに事業運営を抜本的に見直さなければ、日本でのシェアを獲得
できないと判断しています。」
と語っています。
相次ぐ撤退は、日本で長く事業をするための改革の施策であり全面撤退
の前提ではないことを語っています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





そして日本で生き残る戦略として、経験豊かに人材でなくても「効率的
な店舗運営システム」
の確立が不可欠と判断し、東京・大阪・名古屋の
都市部の店舗と、地方で完全に根付いていると判断した店舗のみ存続を
させて行く方針のようです。
こうした事業改革による「意志ある撤退」の行方は未知数です。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





KKDJではミスタードーナツ同様、コンビニエンスストアの市場参入
が業績低迷の原因ではないと語っています。
その理由は「コンビニドーナツの味はミスタードーナツの味に合わせて
作られています。 ミスタードーナツは日本人のドーナツの味覚を作り
上げてきた存在ですから、同じ味・同じ価格帯では勝負できません。甘
くてフワフワで軽い食感は当社商品の絶対的な強みであり、差別化して
いる要因です。」
と商品の違いに自信を持っています。

さてKKDJの「意思のある撤退」の決断が、どのような結果になるの
か、ドーナツ業界の争いを含めて楽しみな「マーケット」となります。











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