2014年06月22日

「赤福」にお家騒動/家業か企業か? 前編

                      
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伊勢神宮参道に本店を構える和菓子メーカー「赤福」でお家騒動が勃発
しているようです。
4月に社長の浜田典保氏が事実上の解任となり、実母である浜田勝子氏
が就任していたことが明らかになりました。
浜田典保氏は平成19年に消費期限の偽装が発覚し、経営危機に陥った
「赤福」を立て直した人物でもありますが「赤福餅」を全国に知らしめ
た先代の社長であり実父の浜田益嗣氏との親子間での経営方針を巡って
の確執があった。と言われています。
消費者不在の親子喧嘩が宝永4年(1707年)創業の「のれん」が泣いて
いるのではないてじようか・・・・・



*関連写真をインターネットより抜粋さらーせていただきました。



4月23日に新社長に就任した浜田勝子氏は「従業員の皆様へ」という
文書を社内に配布しました。
その中には、今後の「赤福」についての方針が書かれていました。
「未来に向けた経営志向をするため『のれん』に象徴される理念に基づ
く経営を目指す。」
と書かれていました。

「赤福」では同日に、臨時株主総会が開催され、浜田典保社長の退任が
決定し、その後の取締役会で浜田勝子新社長が選任されています。
典保氏は代表権のない会長に退き、「赤福」側からは「経営体制変更の
ため」
との説明に留められました。
「のれん」を重視する古くさい家族経営からの脱皮を進めていた典保氏
が事実上解任されたと見られています。


平成19年に発覚した消費期限の偽装問題が、ようやく落ち着いたと思っ
ていた矢先のお家騒動。
消費者不在のお家騒動は今回と次回の2回に分けて記事とします。








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