不況時や斜陽産業でも関係なく業績向上している企業の特徴

戸塚友康

2022年03月05日 10:31



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以前、似た記事を投稿してありますが『不況時でも関係なく業績向上している企業の特徴』

現在の企業を取り巻く環境は大変に厳しい状況になっており、構造的な
不況業種と呼ばれている業界も数多く存在します。
そのような逆境の中でも大幅な「増収増益」を挙げ、目標の上方修正を
実施されている企業さんの特徴
をご紹介します。

*インターネットより関連写真を掲載させていただきました。




経営コンサルタントの仕事をしていますと日々、多くの経営者の人達に出会うことがあり、特に中小企業の経営者の方々は一人一人が持っている個性が、その企業風土に色濃く反映されています。
会社に訪問したときの事務所の雰囲気、社員さん出迎え姿勢、社用車の清掃具合、或いはお客様の駐車場の位置、などなどを拝見しながら訪問しますと社長の経営姿勢が読み取ることができます。

特に私が注目するのは企業の顔である「社名の看板」であります。
普段から手の届くところは誰でも清掃できますし、簡単に見た目だけは綺麗にすることができます。
しかし、少し高いところにある社名や看板は手が届かず、ホコリが溜りって汚れている企業さんが多いことは、あまり気づかれていません。
企業の顔である社名・看板が汚れていて、目に届くところは清掃している会社を見ると、少しガッカリすることが多いのが現実です。
まず、自社の顔をきれいに清掃することに細心の注意を払って欲しいと同時に「ものごとの本物に気づく」経営者になって欲しいと思います。


そして特に『斜陽産業』とばれている業界において業績を伸ばしている企業さんの特徴は「半年前・1年前・あるいは2年前から、本当にお客様に喜ばれること(サービス)を実施している」ことが大きな特徴です。
現在、業績が伸びていないのはお客様に支持されることをしていない。高い評価が得られることができていない。これが絶対的な結論です。


斜陽産業と言われている業界は、とくに顕著に表れています。
何故なら斜陽産業に位置している企業は、お客様の選択肢が豊富にあり本物(顧客が欲しがっている)しか選ばれない環境にあるからです。
サービスとは価格だけではなく、緊急時での対応・無理な仕事の受け方
・経営者の姿勢・仕事の品質・コンプライアンスの遵守・お客様に役立
つ情報提供・お客様自身が「世話になっている」と思うような対応
など
が出来ていれば、必ずお客様から高評価をいただけるでしょう。


お客様から「高い評価」を得られていない企業が成長するはずがない。
当たり前のことが正しく理解されていません。
「斜陽業種」と言われている業界の皆さん、不況だから業績が伸びないなどとの発想は一切捨てて下さい。
業績が挙がっていないのは『お客様からの評価』が低いだけです。
詳細に言いますと、中小企業経営者の理念・考え方・姿勢・戦略・戦術
がお客様にとって『真のサービス』や『感動するサービス』になってお
らず、感謝されていない。
ことの証明なのです。


早く気づき、魅力ある企業に変革して行きましょう。















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