「赤福」にお家騒動/家業か企業か? 後編

戸塚友康

2014年06月26日 10:22

                      

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先日、「赤福」にお家騒動/家業か企業か?前編の記事を投稿しました
が本日は後編を記事にします。
今回のお家騒動は、創業300年を超える「のれん」を守って行く、老舗
「赤福」で起きたので、テレビニュースにも取り上げられました。


*関連記事をインターネットより抜粋させていただきました。



今回のお家騒動の発端であり、社長を解任された浜田典保氏は「赤福」
が消費期限偽装問題が発覚した2007年に社長を務めていました。
当時、会長職であり父親である浜田益嗣氏が引責辞任をして、経営再建
をするために社長を続投してコンプライアンス(法令順守)を徹底し、
企業風土を改善し「家業から企業へ」の方針で再建を進めてきました。
その結果、業績は回復し2008年には64億円にまで落ち込んだ売上を
2013年には92億円まで回復させる手腕を発揮しました。

*関連記事をインターネットより抜粋させていただきました。



しかし、実父である浜田益嗣氏は功労者である息子、浜田典保社長に対
して根本的な不満を募らせていたようです。
益嗣氏は株式会社2代目の社長として手腕を発揮し、伊勢名物「赤福」
を全国区に押し上げた経営者であります。
また、毎月1日のみ発売される『朔日(ついたち)餅』を発案し、現在
では行列ができるほど名物商品も創り上げています。
伊勢神宮脇にあります観光商店街「おかげ横丁」も浜田益嗣氏が完成さ
せた。と言っても過言ではないほど地元財界の有力者であります。

そんな益嗣氏が理想としていたのは、株式会社後の初代社長である祖母
の故浜田ます氏の品質重視の「家業型経営」だと言われている。
近代化を推し進めていた実子の浜田典保氏に対し、危機感を抱いており
『赤福代代の“のれん”を守っていかねば』が口癖だったようです。

*関連記事をインターネットより抜粋させていただきました。




益嗣氏は多くを語っていないため、お家騒動としての憶測が憶測を呼ぶ
事態に発展していますが、親子間の「お家騒動」としてイメージダウン
は避けられない情勢です。


『赤心慶福(せきしんけいふく)』
赤福の社是でもある、人を憎んだり、嫉んだりという悪い心を伊勢神宮
内宮の神域を流れる五十鈴川に流すと、子供のような素直な心(赤心)
になり、他人の幸福を自分のことのように喜んであげれる。
という創業
精神に戻れるのでしょうか・・・・・・

今後の「赤福」さんの動向に注目が集まります。






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