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牛乳をかければすぐに食べられ、栄養のバランスも良いと消費者に認知
されている「シリアル」商品に異変が起きています。
スナック菓子市場でのトップメーカーであるカルビーの
『フルグラ』が
シリアル市場でダントツの独り勝ちの様相を見せています。
*インターネットより関連する写真を抜粋させていただきました。
カルビーの
『フルグラ』はシリアル市場全体がここ数年、横ばいで推移
している中、2012年の売上は前年比160%成長する勢いです。
全体で250億円の
『シリアル市場』の中で単品で60億を超える独り勝ち
の状況となっているようです。
これまで
『シリアル市場』のイメージは『シリアル=コーンフレイク』
が強く、最近ようやく『グラノーラ』という食物繊維が豊富なシリアル
がコーンフレイクと拮抗するようになってきました。
*インターネットより関連する写真を抜粋させていただきました。
米国の
『シリアル市場』は1兆円のマーケットがあり、日本は40分の1
しかなく、潜在市場は大きく残っている業界です。
カルビーの
『フルグラ』発売は1991年ですが、発売から20年以上経過
した商品が2012年にブレイクした理由は何だったのでしようか。
カルビーでは
「フルグラを知らなかった人に接触するために、さまざま
な施策を打ってきた。その成果が出たのが2012年」と語っています。
*インターネットより関連する写真を抜粋させていただきました。
ではカルビーは、どのような施策を打ってきたのか・・・・
①2011年、「アレンジレシピコンテスト」の開催を実施。
②2011年、ドラッグストアやホームセンターでの販売開始する。
③2011年、スーパーでの試食会を大々的に強化。
2011年100店舗から2012年1000店舗と10倍増にする。
④2012年、レシピ本『毎日食べたい。社員公認フルグラレシピ』発刊
このような施策を打つことにより、口コミでメディア取り上げられる
機会も増加し、話題が広まって行ったと分析しています。
また、ドラッグストアやホームセンターでの
『フラグラ』未体験者の
客層を掴めたこともブレイクの一環であったようです。
まだまだ、未成熟の
『シリアル市場』が活発になる予感がします。
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