ハウス食品が手掛ける「カレーパン」のマーケティング戦略

戸塚友康

2019年08月06日 09:12

                     

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ハウス食品と阪急うめだ本店が手掛ける新しいビジネスモデル。
2018年11月にオープンした「ハウス カレーパンノヒ」が好調な売上の推移をしており、今年5月までの半年間の売上は目標比110%と予定を大きく上回り1日の販売1000個、年間売上1億5000万円を軽くクリアしそうな勢いです。
累計販売個数は25万個を超えた名物となりつつあるカレーパンのお客様評価は「中の生地がもっちりしていて美味しい」「外はカリッとしていて中身のカレーとのコントラストが美味しい」と高評価です。
7月3日には「完熟トマトのハヤシパン」が10月末までの限定販売で販売され、限定販売の戦略にてヒット商品にしています。
新作「完熟トマトのハヤシパン」は、ハウス食品の看板の商品のひとつ「完熟トマトのハヤシライスソース」をベースに牛肉とマッシュルームと赤ピーマンが詰まったハヤシライスのような揚げパン。
国内のハヤシ市場の4割近いシェアを持つ人気商品の風味を生かし、大きめの具材を盛り込んでいるのが特徴です。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。









「ハウス カレーパンノヒ」は、固形カレールー最大手であるハウス食品が、カレーの味と魅力をより発信して行こうと開発した店舗。
ここ数年レトルトカレーの売上は伸びている反面、カレールーは減少傾向にあり国内市場はカレールーは474億円・レトルトカレーは559億円と、その差は年々開きつつあります。
独自のカレールーの美味しさを伝えるために片手で食べられるカレーパンを開発、担当者は「百貨店の食品売場とコラボすることで新たな顧客との接点を狙った戦略です」と語っています。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








「ハウス カレーパンノヒ」の商品開発は、親会社のハウス食品の総力を結集しているだけあって斬新な商品開発が進んでいます。
オンリーワン戦略と銘打って第10弾として販売された商品は昨年12月に販売された「冷凍カレーパン」でした。
「店頭で揚げたてを買うのも買物の楽しみではあります。またレンジでチンするだけの手軽さやお歳暮でのギフト需要を強化したカタログ販売にも強化を目指した商品です」と担当者は自信を覗かせています。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








食品メーカーも飽和状態の中、新しい商品開発・商品戦略に力を注いでいることがハッキリと証明されました。
いよいよ生き残りを賭けた食品業界の新しい戦いが幕を開けました。
今後の商品開発・マーケティング戦略に興味津々です。
























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