感動の第98回全国高校野球選手権大会/中越高校

戸塚友康

2016年08月14日 09:23

                      

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今年の夏はリオデジャネイロオリンピックが開催されて、暑い暑い夏と
なっていますが、忘れてはならないのが、毎年数多くの感動が生まれて
います高校野球。第98回全国高校野球選手権大会です。
大会5日目の11日「富山第一VS中越」の対戦は劇的な幕切れでした。
投手戦で進んだ試合で中越高校の今村豪投手は、スライダーを丁寧に低
めに集めて9回1死までノーヒットノーランを継続していました。
0対0で緊縛する試合でもあり、ノーヒットノーランに球場全体がザワ
つき出した9回にドラマが起きました。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。




前の回の8回には2死満塁のピンチでは、強烈なピッチャーライナーを
好捕しており、大記録へあと二人となった9回1死。
富山第一高校の4番バッターに右中間を破られる初安打である二塁打を
打たれ、ノーヒットノーランの夢は破れました。
異様な球場の雰囲気もあり、中越高校は守備タイムを取り伝令を出して
「四球で満塁にしてもいいから、厳しいコースを突こう」と監督の伝言
を伝えました。 しかし高校生の動揺は収まりませんでした。

甲子園のスタンドは満員。
ノーヒットノーランの期待高まり、今村投手の一球一球に注目の視線が
注がれて初ヒットが出るや、一転して相手チームの怒涛の応援が始まり
状況はサヨナラ負けの大ピンチでした。
やはり高校生。ここで焦りが出て、敬遠してもよいので厳しいコースに
投げる予定だった次打者に、3ボールからストライクがひとつ入ってし
まい「もう一球、打ってこないだろ」という気持ちが出てしまい、外角
いっぱいに要求されたボールが真ん中に入ってしまいました。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。




真ん中に入ったボールは快音と共に左中間へ飛び、サヨナラ安打となり
ノーヒットノーランの期待で球場全体がザワついて状況からわずか5分
で、サヨナラ負けの舞台となってしまいました。
今村投手として悔やんでも悔やみきれない一球となってしまいました。
また野球の「たった一球の怖さ」を改めて感じた試合でした。



*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。




元々、130㌔台後半のスピードボールが武器だった今村投手でしたが
、新潟大会前にひじを痛め、ストレートは120㌔台となり、そのぶん
磨きをかけたスライダーで内野ゴロで凡打の山を築いていました。
大記録を目前にチョットした油断により、たった2安打・1失点だけで
サヨナラ負けとは、あまりにも非情な勝負の結果です。
この経験を糧に今後の人生に活かして欲しい貴重な体験ですね。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。




甲子園のスタンドは、大記録を目前に一転してサヨナラ負けをした敗者
を讃える拍手が鳴りやまない状況でした。
中越高校の皆さん、今村投手、お疲れさまでした。
ゆっくり休んで、この経験を5年後には笑顔で話せるよう、良い経験と
して活かして欲しいと思います。
まだまだ暑い毎日ですが、頑張れ高校球児!


【You Tubeの動画】











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