ビール競争激化/サッポロビール「エビスマイスター」を投入

戸塚友康

2016年03月18日 10:45

                     

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今年も春の訪れ「お彼岸」のシーズンになり陽気も良くなりました。
この時期になると必ず話題になります『ビール会社の新製品』ですが、
今年は高級ビールの販売競争が激化する様相です。
サントリービールが新商品「ザ・プレミアム・モルツ(香るビール)」
3月1日に発売したのを皮切りに、サッポロビールも主力ブランドである
「エビス」の新商品「エビス・マイスター」を5月17日に発売することを発表しました。
大手ビールメーカーでは人口減少の環境変化の中、高級ビール市場狙い
の戦略のようですが、競争はますます激化して行くことでしょう。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





サッポロビールは、エビスブランドとしては6年ぶりの通年商品となる
「エビス・マイスター」を投入するほか、主力商品「エビス」を刷新し
ての販売を予定しており、コクのある味わいをさらに高めパッケージも
一新し、今年は5%増の1000万ケースの販売を目指す計画です。
今年のイメージガールも柚木渚さんに決まり、いよいよ攻勢に出ます。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





サッポロの攻勢を迎え撃つのが高級ビール市場で5割強のシェアを誇る
サントリービールです。
昨年12月に主力高級ビールの「ザ・プレミアム・モルツ」を2年9ヵ月
振りに刷新したほか、前述「ザ・プレミアム・モルツ(香るビール)」
投入により、今年は16年ぶりの3%増の1800万ケースの販売を目指す
と強気の姿勢を見せています。

キリンビールは瓶専用のプレミアムビール「一番搾り・シングルモルト」を4月中旬に投入し、対抗する姿勢です。

アサヒビールは「アサヒスーパードライ・ドライプレミアム」を発売し、他社と同じく高級ビール市場のシェア獲得を狙います。


国内消費は景気感の不透明さがあり、消費の伸びは期待できません。
「価格は少し割高でも良いものを飲みたい」というニーズが多い中間層を狙っての高級ビール市場を各社が争う構図ができました。
果たして高級ビール市場のシェア拡大はどこか握るのか。
今年もビールメーカーの戦略を楽しみに拝見します。










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