創業670年の伝統の秘密/まるや八丁味噌さん

戸塚友康

2011年01月20日 09:24


『ブログ村』に参加しています。応援のひと押しが励みになります。



先日、岡崎市の創業670年の伝統がある(株)まるや八丁味噌さんの
浅井信太郎社長の講演会を聞いてきました。
場所は岡崎城が眼下に見える岡崎ニューグランドホテル。

*岡崎ニューグランドホテルさんのHPより抜粋しました。


お馴染の看板の(株)まるや八丁味噌さんですが、会社は岡崎城より
西へ八丁(870㍍)の場所にあるそうです。
創業延元2年(1337年)から「八丁味噌」造りを行っています。


そして浅井信太郎社長も会社での正装に着替え、講師席に控えられ
準備万端です。


(株)まるや八丁味噌の浅井信太郎社長の講演を主催されたのは、
岡崎市倫理法人会さんでした。
モーニングセミナー前の司会者と小林秋男会長は「赤ネクタイ」で
スタートを待っている状況です。


会場内は、ほぼ満席状態であり活気あるモーニングセミナーでした。
「万人幸福の栞」の輪読も勢いのある輪読が実践されています。


小林秋男会長の挨拶は、とても歯切れが良く判りやすい話でした。



そして、いよいよ(株)まるや八丁味噌の浅井社長の講演がスタート
しました。
670年余の歴史と伝統がある企業さんの話を楽しみにしていました。




今回のテーマは『八丁味噌の歴史を後世に伝える』でした。
私の印象としては、とても腰の低い商人(あきんど)という言葉が
ピッタリの社長であり、八丁味噌の伝統製法を守り続けことに誇り
を持っていることが良く判りました。

企業経営という視点で見ますと、
経営『経』をとても大切にし、先代や先々代の教えを忠実に守っ
ている姿勢に大変、感銘を受けました。
やはり670年以上も継続されている企業経営者は違います。
『経』とは時代や環境が変化しても変えてはいけない不変的な教え
 のことである。→「理念」「社是・社訓」「道」「創業精神」等々

しかし、それだけでは企業継続は不可能のはずです。
経営の『営』の部分が最後に見えました。
『営』とは時代や環境の変化に伴い、変えていかなければならない
 ものを指す。→「商品」「サービス」「基準」「設備」等々

企業経営とは『経』『営』のバランスをとることが企業の継続発展に
直結しています。


「三河プロジェクト」として、三河産大豆と神水仕込みの名品の開発
に取り組んでおられました。
年間1桶限定醸造の貴重な「八丁味噌」をお土産にいただきました。



浅井社長、大変に貴重な限定「八丁味噌」を頂戴し、感謝します。
ありがとうございました。






ブログ村「コンサルタント部門」に参加しています。
ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。



関連記事