経営コンサルタント 戸塚友康 の推進力ブログ! (株)ビジネス・サポートコーポレーション
経営コンサルタント 戸塚友康 のブログです。豊田市と浜松で経営者の学びの場「成果塾」を企画運営。
2011年04月10日
東日本大震災の爪あと
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先日、人気雑誌「FLASH」に東日本大震災の影響を受けた地域の
震災前と震災後の比較した航空写真が掲載されていました。
その一部をご紹介します。
岩手県宮古市田老地区
過去2度の津波で計3000人近い犠牲者を出した教訓から、昭和9年から
44年間にわたり、防潮堤を建設。 「防災の象徴」の町であった。
かつて「万里の長城」と呼ばれた高さ10㍍、総延長2.4㌔もあった堤防
が決壊したのは地震発生から、わずか10分ほどのことだった。後に津波
の高さは最大38㍍だったことが判明。 『You Tube』映像
岩手県大船渡市
大船渡港は岩手県最大で、県内重工業の中心都市でもありました。
右奥には太平洋セメント大船渡工場がありました。
湾が狭くなっているため津波が一箇所に集中し、今回もっとも高い標高
約30㍍の地点まで駆け上がってきました。太平洋セメントも現在、操業
停止を余儀なくされています。 『You Tube』映像
岩手県陸前高田市
写真右側にあります高田松原公園は、全長2㌔にわたる松林と砂浜が
続き、日本百景、日本三大松原にも選定された名高い景勝地だった。
右側手前にある気仙川に架かっていた橋は落ち、ほとんどの松林がなぎ
倒された。一本だけ残った松があり、復興の象徴とする動きがある。
『You Tube』映像
宮城県気仙沼市
日本有数の漁港であった気仙沼港。写真中央の半島には魚市場や大規模
な冷蔵倉庫や加工工場などが密集しており、観光地として有名でした。
直径10㍍の重油タンクが住宅地に重油をまき散らし、火災の被害を拡大
した。津波に乗った船が住宅にぶつかり、被害をさらに大きくした。
『You Tube』映像
宮城県南三陸町
この一帯は国立公園の指定を受ける風光明媚な土地であった。山が海岸
付近まで迫っているため、役所や焦点、住宅は写真中央の八幡川付近に
密集していました。
押し寄せた津波の高さは16㍍。津波は海岸そばの4階建て町営住宅まで
達し、町内住宅5600戸のうち7割が全半壊した。どこから海で、どこか
ら陸なのかも判らない状況。『You Tube』映像
岩手県釜石市鵜住居町
釜石市の中心から北に5㌔にある海岸沿い。
写真左奥に「根浜海岸キャンプ場」は遠浅で波が穏やかであり、子供達
の海水浴やキャンプに最適とされてきた。
写真右奥にあった拠点避難所「鵜居住地区防災センター」には、住民が
約200人が避難。 そこも津波に飲み込まれ、生存者は約30人と甚大な
被害が発生。どこから海岸線かも判らない。 『You Tube』映像
カメラマンの芳村忠男さんは「これらの写真は、確かに変わり果てた
光景だが、これらは決してゴーストタウンではない。ひとりひとりは
小さくて見えないが、この写真の中には、復興へ立ち上がった人々が
大勢いる。被災地では、町がどうなっているのか判らない、との声を
聞く。この写真が被災地の皆様に少しでも役に立てば幸いだ。」
と語っていました。
被災地への復興の思いで撮影された。と思われる航空写真です。
一刻も早い復興を心より祈っています。
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Posted by 戸塚友康 at 09:13
│▶コメントをする・見る(2)
│新聞・ネットコラム
この記事へのコメント
僕も見ました。
全てが衝撃的で言葉もありません。
あと、この記事を読んで感じたのですが、末尾の「素晴らしい思い~」の一節には、違和感を感じます。
この写真家さんは、ただ東北の今を日本、いや世界中に伝え、風化させない様に記録したのと思います。
今盛んに言われてる「自分に出来る事」をした。
写真家という、ある種の職人魂からの写真だと感じました。
この有事に対して写真家の行動を「素晴らしい~」は、違うのではと僕は思います。
全てが衝撃的で言葉もありません。
あと、この記事を読んで感じたのですが、末尾の「素晴らしい思い~」の一節には、違和感を感じます。
この写真家さんは、ただ東北の今を日本、いや世界中に伝え、風化させない様に記録したのと思います。
今盛んに言われてる「自分に出来る事」をした。
写真家という、ある種の職人魂からの写真だと感じました。
この有事に対して写真家の行動を「素晴らしい~」は、違うのではと僕は思います。
Posted by ながたさん at 2011年04月11日 13:55
ながたさん 様
コメント、ありがとうございました。
誤解を招く不適切な言葉を使ったことに対し、被災地の皆さんや、
ブログを見ていただいている読者の方々にお詫びを申し上げます。
申し訳ありませんでした。
コメント、ありがとうございました。
誤解を招く不適切な言葉を使ったことに対し、被災地の皆さんや、
ブログを見ていただいている読者の方々にお詫びを申し上げます。
申し訳ありませんでした。
Posted by 戸塚友康 at 2011年04月11日 19:07
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